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正丸峠から旧正丸峠に行こうとすると駅から遠くなるので+2.5時間前後は計上したいところである。
山は甘くないので多く見積もった方が良い。
■概要
旧正丸峠と正丸峠がある。
旧正丸峠は山道で横瀬町の振興課がハイキングして実際の写真をgooglemapに掲載したりしている。
正丸峠は舗装道路で頭文字Dで有名。
新旧共に日が落ちると獣が闊歩すると有名。
幽霊も出ると言われている。
■感想
頭文字Dの峠コースであるので車道を歩いて正丸峠を往復するコースもあるが、今回は正丸駅から伊豆ヶ岳登山口登山ルートを経由して正丸峠にやってきた。
正丸峠の岩盤がむき出しで迫力あるコースだった。
集落の近くは人工滝のせせらぎもあり秋感がある。
平日なので人がいない。
デカい外車がぶるるんやってきて「すわ、ヤクザか。走り屋か」と思ったら茶屋の店長らしい。
ガチャガチャして入店していった。
台所がにぎやかになったので、客がいなくとも営業してくれてるようだ。
正丸峠は山と山が重なって遠近感が美しい。
茶屋のあたりが最高の眺めだ。
食事旗が出ているところで小休憩。
この茶屋があるところがゴールでありスタート地点でもある。
この先には、①伊豆ヶ岳コース ②正丸山、旧正丸峠コース のふたつに分かれる。
自分の他に誰もおらず、人の気配がない。
獣が闊歩している気配が濃厚で行くべきではないと頭の中でカンカンカン緊急警報が鳴っている。
即断していくのを止めた。
イノシシ、シカ、クマ。
こんな人がいないところで1ON1で出会っていい獣ではない。
試しに正丸山のコースに入って50mほど登ってみたが、枯葉が多くて足元が悪い。
登ってくるときにこのへんは岩盤がムキムキだということは確認済みだ。
岩場に枯葉だと滑ってケガする最悪パターンが想定された。
安全第一。
大人しく降りた。
下りは頭文字Dで有名な峠道を徒歩で下ることにした。
くねくねした道が続き、ここを高速で走るなんてとんでもない死ぬと思った。
ところどころに「いのしし鍋と長者めし」の立派な大きな看板が出ている。
おそらくバブル期で景気が良かったときに正丸峠も繁盛していたのだろう。
もう営業はしてないようだ。
栄枯盛衰。
昔はにぎわった正丸峠も今は静かだ。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。
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