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チョーわるおやじさんの曼殊院門跡に対する口コミ

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チョーわるおやじさんのクチコミ
2021年05月23日に投稿されました。
4/23 若葉の“もみじ”が彩る❝曼殊院❞の一般入口『北通用門』を・・・!!!
4/23 『大書院』の縁先~白砂の中に浮かぶ鶴島に…鶴に見立てた樹齢400年の五葉松が存在感を醸し出していました・・・!!!
4/23 真っ赤な“霧島ツツジ”が、風雅な白砂に映える枯山水庭園を・・・!!!
4/23 縁先に配された「梟の手水鉢」と、白砂に浮かぶ«亀島»を『小書院』の富士の間から・・・!!!
4/23 『小書院』の富士の間に佇み…眺め観た美しい枯山水の庭を・・・!!!
4/23 若葉の“もみじと、咲き始めた“霧島つつじ”の花が装う石畳の参道”から・・・!!!
4/23 若葉が彩る鳥居の先に鎮座する〘天満宮〙のお社を・・・!!!
4/23 石垣と敷地壁に護られた≪勅使門≫前からつづく若葉の“もみじ”の小径に…優しい木漏れ日がさしていました・・・!!!
小さな桂離宮...と、いわれる❝曼殊院門跡❞の庭園を愛でに!

2021年 4月23日(木) 天候:晴れ

 参道入口にある石碑から長くて緩やかな坂道を進むと、格式ある五本線の敷地塀と、若葉の“もみじ”に抱かれた≪勅使門≫が佇んでいます。
 江戸時代に建立された薬医門形式の門で、手前には15段の急峻な石段がありました。
 この門は天皇の勅使のみが入れる門で、普段は閉鎖されています。

 この❝曼殊院門跡❞は天台宗の京都五ヶ室門(曼殊院、清蓮院、三千院、妙法院、毘沙門堂)の一つで、門主が皇族や貴族の子孫が代々往持となる別格の寺院です。

 延歴年間(702∼806)に天台宗の宗祖である最澄上人が比叡山上に道場として創建されたのが起源とされています。
 その後、転々と場所を変えて1656年『良尚法親王』の時に、この地(一乗寺)に移ったと記されていました。
    ご本尊は、阿弥陀如来が祀られています。

 爽やかな若葉の“もみじ”と、咲き始めの“霧島ツツジ”が彩る緩やかな石畳の参道をたどると、❝曼殊院❞の一般入口(北通用門)が見えてきます。

 門をくぐり、拝観料を納め趣のある建物(重文)の『庫裡』に入って行きます。

 順路に沿って、虎の間、竹の間、孔雀の間がある『大玄関』に進んでいきました。
 「それどれの部屋の襖には虎、竹、孔雀の絵が描かれていました。」

 『大玄関』から先につづく長い渡り廊下の途中に小さな枯山水の坪庭があり、庭の中には曼殊院型といわれる小さな灯篭と、一文字手水鉢が巧みに配されていました。

 渡り廊下をさらに進むと、目の前が急に明るく広がる【大書院の間】に行き着きます。

 【大書院】の縁側には赤い毛氈が敷かれてあり、その先を観ると、白砂敷きの上に大小3つの島が築かれた美しい枯山水庭園が目に入ります。

 座敷に座り、心静かにその美しい庭を眺めてみました。

 庭の右奥から正面にかけて真っ赤な“霧島ツツジ”の風雅な姿が白砂に映えわたり、その背景には若葉の木々が眩く彩っていました。
 少し左に目をやる...と、水の流れを表した白砂の中に浮かぶ«鶴島»があり、鶴に見立てた樹齢400年の五葉松が存在感を醸し出していました。
 また、五葉松の根元には曼殊院型のキリシタン灯篭が配されており、公家の方々が好む風流で雅な趣向が窺えました。

  渡り廊下をとおり、『小書院』に向かいます。。。
 
『小書院』の富士の間から愛でる庭園も美しく…白砂の中に松と丸く刈り取った“サツキ”が配され«亀島»が水面に浮かんでいるように造り上げられていました。
 また、円形の蹲の四方に梟を彫刻した黄泉の守り神≪梟の手水鉢≫が縁先に置かれているなど…公家風の美意識を感じるところが数多くみられました。

 枯山水の雅な庭をめぐり終え、薄暗い廊下を進んでいる...と、塔婆を背に白い和服を着た長い髪の老女と、その横には若い女性を描いた幽霊の掛け軸が掛かっていました。

 この掛け軸を写真に撮ると、不可解な現象が起こると噂されているようで…傍らには「撮影されても責任は負いかねます」の添え書きがありました。

 そばにいた「かみさん」は気持ち悪い...と、言って一目散に出口に向かって行きました。

 北通用門を出、弁天島に鎮座する天満宮と、弁天堂にお参りをすませ∼・∼木漏れ日のさす若葉の“もみじ”の参道を戻り・・・そして、石垣と敷地塀に護られた格式ある≪勅使門≫をカメラに撮りおさめ…若葉で彩られた京都・洛北を後にしました(*^-^*)


 
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。
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