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❝六甲高山植物園❞に咲く初夏の花々を愛でに!
2021年5月31日(月) 天候:晴れ
海抜865mに位置する❝六甲高山植物園❞には寒冷地の植物を中心に六甲の山に自生する花々や山野草など約1500種が野生に近い状態で栽培されています。
寒い冬が過ぎ、六甲の山に春の草花が芽吹く季節の3月中旬に開園されるのですが、昨年は緊急事態宣言の発令で終日休園の年となりました。
今年は、緩和の対策がとられ5月の中旬から開園できる運びになったようです。
訪れた日、西入口のゲートをくぐると、淡いピンクと赤い“クリンソウ”の花たちが可愛く出迎えてくれました。
園路をめぐり湿原の辺をたどっていると、高原に爽やかな夏を呼ぶ“ニッコウキスゲ”の花たちが沿道の緩斜面に咲き始めていました。
季節がめぐり来∼・∼初夏の花たちが咲き揃う頃です。
散策の道をたどり、愛称:睡蓮池(清水谷池)の周辺をめぐっていると、水の中まで茎をのばした“アヤメ”の花がひょっこり...と、顔を出し必死に咲いていました。
健気に咲く“アヤメ”の姿が可愛くて❛パチリ❜...と、一枚撮っておきました。
この睡蓮池には6月の中旬頃から水面を彩る美しい“睡蓮”の花たちが咲き始めます。
狭い坂道の小径を進み、楽しみにしていた秘境の花“ヒマラヤの青いケシ(別名:ブルーポピー)”の咲くロックガーデンに向います。
ごろた石や大きな岩が点在する斜面に咲く高山の草花の中に“ヒマラヤの青いケシ”が凛として咲き誇っていました。
通路から少し奥に咲く“青いケシ”の花を撮ろうと背を屈め、中望遠のレンズを駆使しながら撮っておられるカメラマンの姿がありました。
私も、いろいろな角度から秘境の花たち数枚を撮っておきました。
この花たちは、標高3,000m超す高山にしか見られないうえ、容易に近づく事の出来ないヒマラヤの奥地に咲く秘境の花として知られています。
ロックガーデンをめぐって行きます...。
このガーデンには珍な表情(馬面)の“コマクサ”や淡いピンク色の“ササユリ”が咲く園路をめぐっている...と、猫じゃらしのような“イブキトラノオ”の白い穂が爽やかな高原の風に揺れていました。
めぐる散策路の袂には“エーデルワイス”が咲き、その近くには山野草や小さな花びらの“サラセニア”の花が荒れた地を可憐に彩っていました。
園路をめぐり、疲れを癒す「あずまや」に立ち寄り、自販機の冷たいコーヒーを飲みながら、高山の花たちを愛でる人たちの姿をぼんやり眺めながら長閑なひと時が過ぎていきました。
小鳥のさえずりや、風が揺らす葉擦れの音を聴きながら園内をめぐり終え…緑が眩しい表六甲ドライブウェイを走り∼・∼我が家に向かいました(*^-^*)
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。