「北野異人館街どこいったらいいかわかんない!」
となったら三宮駅からとりあえずここ目指せばいい。
道は単純にして明解な一本道、分かりやすい。
■概要
耐震工事中でしばらく休業中。
中は見学できないが夜ライトアップされており外観のみ見学可能。
北野異人館街の代表的建築物。
正面には神戸の町並みを見下ろせる公園とお得な2館見学券を販売してる観光案内所がある。
周辺はケーキやチーズやソフトクリームを売ってるカフェや売店が充実している。
他の洋館周辺はここまで繁栄してない。
■感想
●美しい風見鶏の家
映画やゲームの舞台として有名な洋館である。
現存する約20洋館のうち、派手にライトアップされる稀有な建築物でもある。
(周辺は生活道路。防犯にも一役買ってるのだろう。とても明るい)
夜空の青も美しく、夜景も眺められるとあって観光客がぼちぼちいる。
この洋館のまんまえが公園になっている。
休日には大道芸や音楽イベントが行われる会場で電動自転車のポートもある。
どうも三宮から坂道を電動自転車で上がってきて、帰りは徒歩というのがパターン化してるみたいだ。
ポート数以上に駐輪されてる。
●住宅街の中にあるのに坂道の重力感が半端ない
観光地ではあるけれど50mも離れると普通に住宅が密集している。
夕暮れ時にやってくるとお迎え帰り子供を載せた電動自転車に乗ったパパママや家路を急ぐ小学生が風見鶏邸の前を行き来している。
普通に生活道路であった。
こんな坂道のきついところにファミリー層が住むなんて。
体鍛えてんのかい?
と思わされる坂道(ほぼ山の傾斜)だった。
重力に負けない電動自転車は日常生活の必須アイテムなんだろう。
やたらシャーシャー走ってる。
●夜になるとバチバチの警戒感を持たれる
新神戸駅からなら楽だろうと思ったのに、坂道のてっぺんの「うろこの家」にたどり着く前に重力に負けた。
もう上には歩きたくない。
とにかくすべてが坂道できつい。
こんなに高台だと津波の心配はないだろうが全身に重力がのしかかる。
夕暮れから夜になるまで動けずに固まってしまった。
一日の終盤ではなく、元気な昼間のうちでないと体力と気力が坂道の重力に負ける。
体力ないと観光がキツイ地であった。
「無理無理。コンビニで買ったおにぎりでも食べよう」
幸いなことに正面が公園でベンチは豊富にある。
日暮れから真っ暗になるまで敗北感でベンチにぐったりしていたら、
地元民から「今から夜になる。ここで寝るんじゃねーぞ!」というバチバチの警戒感を持たれた。
っきっきっき、という鋭い視線だ。
泥棒や強盗対策にセコム導入してる家屋が多数あったのを思い出した。
観光地と住宅街の軋轢を肌で感じた。
おにぎりは美味しかったし夜景はきれいだったし、早々に立ち去ろうと席を立った。
京都だけでなく現地にとってはオーバーツーリズムになってるんだなあ、と自分を例にして学んだ地であった。