瑞宝寺公園

有馬温泉郷にある“紅葉”の名所❝瑞宝寺公園❞を訪ねました。

令和 元年 11月29日（土）　天候：晴れ

　今年の秋は例年より遅く色づき始めた山々の“紅葉”…そのおかげで長い秋を楽しむ事が出来ているようです。

　地元にある“紅葉”を観に行こうと思い、有馬の❝瑞宝寺公園❞に出掛ける事にしました。

　“紅葉”の季節…午前９時から交通規制が始まる為、早朝の時間帯を選びました。
「規制外の時間は公園の間近まで車が乗り入れ可能」

　公園入り口前にある広場には乗用車が２〜３台停められるスペースがあります。

　
　朝露に濡れた石畳の階段を上り、趣のある〘山門〙をくぐる...と、この秋の有終の美を飾るかのように華やかに彩る“紅葉”が出迎えてくれました。

　〘山門〙の出入口付近にある≪もみじ茶屋≫では…ぜんざいや団子を戴きながら秋景色を楽しめるのです...が、開店が10時からのようで∼・∼今回は残念ながら...でした。

　この地は明治初期に廃寺になった❛瑞宝寺❜の跡地を神戸市が1951年に整備した都市公園です。
　この❝瑞宝寺公園❞は〔有馬温泉郷〕の最高部に位置し、“紅葉”の名所としても知られ、【太閤秀吉】が愛した?有馬の湯?と、秋の❛瑞宝寺❜で千利休と度々茶会を開いたとされています。

　また、公園内には【秀吉公】が「いくら観ても飽きない」と、賛えた“日暮しの庭”が今も残っています。

　人影のない早朝の公園を「かみさん」と二人で‘ぶらぶら’...と、過行く秋を惜しみながら“紅葉”が彩る散策路を歩いて行きました〜・〜・〜。

　枯れた落ち葉を踏みしめながら歩いていると、【秀吉公】が愛用されたと言われる『石の碁盤』や、文化遺産の『十三重の石塔』…そして、伏見桃山城から移築された〘山門〙が残され、昔の栄華を垣間みる事が出来ます。

　【秀吉公】を偲び、例年11月2・3日に〚有馬大茶会〛が、〔有馬温泉街〕の数か所で開かれ、❝瑞宝寺公園❞もその一つになっています。
　
　茶会が開かれる広場の一角にある「あずまや」に腰掛け、落葉が進む樹々たちを「かみさん」と二人で眺め、音もなく舞い落ちる枯葉を見つめ・・・静けさの中から時折り聴こえる小鳥の囀りを聴きながら∼・∼時が過ぎていきました。

　そんなに広くない❝瑞宝寺公園❞の散策は、ゆっくり歩いても30〜40分程で∼・∼ひとめぐりできます。
　　「散策の時間としてはちょうど良いと思います」

　春夏秋冬・・・さまざまな季節を楽しめる公園です...が、特に秋を彩る“もみじ林”の景観は、関西有数の名所として多くの人たちに親しまれているようです。

　私達も過行く秋のひと時∼・∼❝瑞宝寺公園❞“での“もみじ狩り”を楽しむ事ができました(*^-^*)

開園時間：自由入園・入園料：無料
設備：トイレ、休憩施設「あずまや」・ベンチ数か所・茶店（秋限定です）が整備されています。

アクセス
電車：神戸電鉄有馬線「有馬温泉駅」下車徒歩で約20分
車：中国自動車道「西宮北IC」から約15分
阪神高速7号北神戸線「有馬口JCT及び西宮山口東IC」から約10分
駐車場：タイムズPがあります。

太閤秀吉の別邸、ひぐらしの庭といわれる庭園。
有馬温泉中心部から歩いて１５分くらいにあり、秋の紅葉シーズンは特に綺麗です。園内は空をおおうように数多くのモミジやカエデが包み静謐な雰囲気が楽しめます。１１月初旬には秀吉を偲ぶお茶の会なるものが開催され、全国から茶道所縁の方々が来られ大変な賑わいを見せます。逆にそれ以外のシーズンは人も少なく閑散としてる。近くに駐車場がないので有馬町内にとめて歩くかループバス（有料）の利用になります。

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