有馬温泉に炭酸フレークというお菓子を買いにやってきた。
お徳用で安くてたっぷり入ってる。
さくっ…さくっ…ザラザラバリバリバリバリ。
あっまーい!!!
■観光ルート概要
観光案内所で散策マップをまずは入手すること。
https://www.arima-onsen.com/wp/wp-content/uploads/2022/02/walking_map.pdf
有馬温泉の観光は大別して三つのエリアに分かれる。
1.温泉街入り口(ねね像、秀吉像のある親水広場付近)
旅人の発着場になっている。
路線バスや高速バスや神戸電鉄有馬温泉駅や阪急バス有馬案内所が揃っている。
観光案内所もここにある。
軽食屋とお土産屋さんが多数ある。
2.温泉街
阪急バス有馬案内所と観光物産展「若狭屋」の間の坂道を上ると温泉街に入る。
各種土産屋、食事処、軽食、日帰り温泉等が詰まっている。
すべて迷路状の坂道にある。
重力が後々に足腰に影響を与える。
上に行くほど体が重い。
上下運動がとても疲れる。
奥に行けば行くほど「坂道しかない!」と悲鳴が聞こえてくる。
街並み景観条例が定められており町並みはほぼ木製家屋で形成されている。
歴史ある温泉地としての情緒が感じられる景観は人々の心をつかんで離さない。
リピーターが多い温泉地としても知られる。
3.その他
散策マップのエリア外はピクニック・ハイキング・登山エリアになっている。
射場山や六甲山やロープウェイ乗り場に通じている。
六甲山はツキノワグマが生息しているので注意。
山の中の神社行ったらやたら蛇がいた。
■感想
●商店&町並み巡りコース
景観条例が敷かれてるおかげで温泉街は街道感のある古都な雰囲気が満載である。
建物と建物の間からは射場山?か六甲山?がちょっぴり見える。
坂道がキツイけども夜もライトアップが映え映えだと人気である。
・有馬温泉はもともと宿場町
「有馬千軒」とうたわれるほどの宿場で繁盛していた。
温泉街が街道感があるのはその名残だろうか。
大昔は湯治施設や自炊型宿泊施設も備えていたが現代ではほぼ絶滅している。
小宿といって素泊まりだけの湯治向け施設がいくつか現存している。
・温泉施設からの排水は湯気がもくもく
路地を歩いてると気温が一気に変わる箇所がある。
お風呂の温泉を排水してて湯気がもくもく。
あっついあっつい。
パイプメンテナンスしてる箇所もあってメイン通りから外れるとそこかしこで温泉の湯気と出会う。
硫黄臭はぜんぜんしない。
ときどきサウナにぶち込まれる気分。
・午後になると海外団体観光客ツアーがやってくる
これが噂のインバウンド。
道に広がって大挙してやってくる。
ホテル宿泊ではなく温泉街を一周して観光バスに帰っていく。
これに出会うと道を歩くのも億劫だ。
路地裏に避難して泉源巡りでもするといい。
・温泉街からやや離れると高級飲食店が増える
うなぎやすき焼き屋やステーキ屋なんかがある。
客層の違いが明確化されてて楽しい。
著名人が多く入湯しにやってくるというが、
こういう高級飲食店なんかも目当てなんだろう。
・お洒落なお店が多い
温泉街は若者向けに特化したカフェや喫茶店、こじゃれた店が多い。
さながらに上品でもある。
東京でいうなら…和の自由が丘?
不思議なことに靴まで売っている。
歴史は古い温泉街だが新陳代謝もしっかりやってるなあという印象。
・温泉街の道はお世辞にも広くない
消防車が一台通れるぐらいの幅をなんとか確保している。
実際、この日は消防車に一台遭遇した。
家屋は全部木製。
火事になると一気に燃え広がる。
今から約10年前、温泉街は民家が燃えて4棟を焼き、死傷者も出した。
11時間も燃え続けた絶望的な経験から火災にはとても敏感である。
すでに火事の痕跡は微塵もないが涙と悲劇を受け止めて是正し今がある。
地元の人たちの努力と根性でこの景観が維持されていることは常に心にとどめたい。
●グルメ
・ありまサイダー(炭酸ソーダ、てっぽう水)
有馬温泉と宝塚温泉はシュワシュワの炭酸泉が出る土地である。
元祖のありまサイダーは、有馬温泉の炭酸泉に砂糖を入れて作ったものである。
しかしレシピがない。
試行錯誤して、味はだいだいこんなだろうという目測で現代は作られている。
(元祖ありまサイダーは「飲んだら死ぬ」「毒水」と呼ばれていた強炭酸水を材料に使っていた。現代では使えない。)
令和7年、2種売られている。
六甲山の天然水を使った「有馬天然水サイダー」380円
強炭酸のありまサイダー(有馬サイダー)てっぽう水270円
土産物屋や商店で売られておりゲストが腰に手を当ててグビグビ飲んでる姿が見られる。
ありきたりなご当地サイダーとは一線を画すと評価がある。
子供が飲んだら気分がおかしくなるほどの強炭酸でエナジードリンク並みに刺激が強いらしい(ほんとかー?)。
怖いので場んでっとさんは飲んだことはない。
大人が飲む場合にも注意が必要なようだ。
・炭酸煎餅
有馬温泉の代表的な名物である。
炭酸水を使って生地を練り上げ、薄く焼き上げたせんべい。
美味しい炭酸煎餅の製造には各店が競っている。
(名前は煎餅だが味は甘いクッキーだ。)
焼き上げたばかり(3秒以内)を食せば口の中でシュワシュワするらしい。
見た目も味もほぼゴーフルだがそれ言うと「ゴーフルじゃない」と咎められる。
たしかにゴーフルよりずっと甘い。
赤ちゃんの離乳食にもあうという。
たまごボーロみたいなスタンスにもある。
相場は3枚100円。
贈答用は缶入り20枚入り700円ぐらいから。
近年は、クリーム挟んだりティラミスにしたり発展形が数多く入り乱れている。
・炭酸フレーク
炭酸煎餅の切れ端である(耳、と呼ばれる)。
味はゴーフルのような甘いクッキー味。
安く多く入ってるのでゲストたちは自分用に買っていく。
店によって微妙に味が違う
200gで130円150円200円と幅がある(お安い!)。
130円の安いのはすぐ売り切れる。
場んでっとさんは小麦粉よりも砂糖の量が多いジャンクフードのような炭酸フレークがお気にいり。
血糖値ぐんぐんな味がする。
食した後は倒れるように眠りにつく。
合法睡眠薬である。
・棒てん(棒にさした天ぷら)
一本450円からと高価な部類だが油と塩気で満腹感がある。
京都や伊勢神宮でも売られており有馬温泉専用というわけではない。
味が良いので売れてる。
・赤飯饅頭
なぜか南信州の名物が有馬温泉で売られている。
名前の通り、あんこの代わりに赤飯が入ってる饅頭である。
美味いと評判だが300円赤飯饅頭と100円酒饅頭とでゲストは頭の中でついつい計算が働いてしまう。
炭水化物×炭水化物でパワーがつく縁起の良い食べ物とされている。
ずっしりと胃にたまる。
・コロッケ180円、ミンチカツ370円
温泉街のメインストリートにある竹中肉店が販売している食べ歩きグルメである。
揚げたてサクサクが自慢。
メンチカツではなくミンチカツであるところがこだわりである。
コロッケの上位版ゴロッケ(神戸牛が入ってる)は290円である。
・全般的にランチなお食事は1000円カレーから高級品の神戸牛やウナギや会席など上下ピンキリ。
食べ歩きグルメが安価で忘れがちだが一流温泉地ゆえにうっかり高価な店もずらずらある。
しっかり食べたいなら下調べしてから行ったほういい。
それか有馬温泉からくだった下界で食べるのが良い。
有馬温泉は上界ですわー。