ライトアップは日没から23時あたりまで。
夜も派手だよ通天閣。
大阪のシンボル的存在である。
■概要
二代目通天閣は東京タワー設計者と同じ内藤多仲(たなかではない。たちゅう、と読む)が設計した。
内藤多仲は腕の良い技術者で耐震構造が得意、日本建築学会長なども勤める腕利きだった。
彼の設計した塔は「タワー六兄弟」と呼ばれ北から南まで現存している。
名古屋テレビ塔
通天閣(2代目)
別府タワー
さっぽろテレビ塔
東京タワー
博多ポートタワー
かの地を訪れることがあったなら、「きみの兄弟に会ったことがあるんだよ」とタワーを拝むのもいいかもしれない。
■感想
夜もビカビカ通天閣。
天井絵は日本画家がデザインした「花園に遊ぶクジャク図」。
周辺には地元大阪出身の伝説的な将棋棋士、坂田三吉の功績を称える「王将碑」モニュメント。
一本道が伸びるストリートな通天閣本通り商店街から見る通天閣はまさにシンボル的な存在である。
営業時間が終わってやってきた。
外国人観光客が群れてたり地方観光客が商店街を歩き回ってたりで人が途切れない。
古いタワーには物語が詰まってる。
通天閣は「天に通じる塔」という意味でパリのエッフェル塔をモデルに建設されている。
今は二代目。
初代は火災で焼失した。
奇しくも2025年1月22日、通天閣本通り商店街の名物であったレトロゲームセンター「ザリガニⅡ」の5階建てビルが全焼するなどしている。
約500平方メートルが焼けた。
ビル1階の倉庫にはバイク数台が止められており、バイクやその周辺が激しく燃えていたという。
「火、こわぁい」
ザリガニは有名だった。
通天閣からとても近いので店の前まで行ってみた。
シャッターも焼けて中の黒焦げが露出して修復不可能なぐらいダメージを受けていた。
しとしとと雨が降る中、ザリガニのために天が泣いてるようだった(火事からだいぶ経ってるけど焼け跡が強烈すぎる)。
今の通天閣は耐震構造や耐火構造で昔よりかなり丈夫に作られている。
シンボルだから倒れるわけにはいかないのだ。
それでも周辺は昔から変わらず火災にとても弱い。
仮に大規模震災が起きたら、おそらく通天閣以外はほぼ全滅だろう。
王者は孤高なのだ。
変わらない通天閣と変わっていく景色。
周辺もぜひ見て行ってほしい。