清滝渓谷ハイキングの帰りに市バスに乗るために立ち寄った。
まだ午前中。
早朝と違って、ぽかぽか陽気に恵まれて暖かで居心地がよかった。
冬の渡月橋は透明感があって美しい。
景色は白っぽく色味が薄く、全体がかすんでいた。
薄い青はまるでこの世ではないみたいだ。
■感想
琴きき橋跡を見にやってきた。
渡月橋のほとりにある。
『平家物語』に出てくるスポットである。
その昔、天皇の寵愛を受けた娘が父親の平清盛にお付き合いに激おこぷんぷんされて嵯峨野に逃げた。
天皇は愛する娘を探せと部下に命令。
部下は娘が得意とする琴の情報を頼りに見事に捜索を成功させる、という話だ。
このときに娘が弾いてたのが「想夫恋(そうふれん)」という曲である。
この曲を聴いた場所が琴きき橋。
平調の唐楽で、女性が夫を思うという意の曲だ。
(余談だが、同じ名前のやきそば屋が大分県日田市にある。
日本三大やきそばよりも単価が200-300円高くてローカルブランドなのに!と観光客をどよめかせている。
1皿1000円を超えるやきそばは確かに高価だ。)
平家物語の一幕、渡月橋で物語を思い起こす。
あまり有名なスポットでないようで観光客は自分しかいなかった。
もったいない。