京都市上京区にある北野天満宮「秋のライトアップ「に行ってきました。
通称として天神さん・北野さんとも呼ばれ、福岡県太宰府市の太宰府天満宮とともに天神信仰の中心。
平安時代に学者・政治家として活躍した菅原道真公を御祭神とし、現在は学問の神様としての信仰が厚いため、多くの受験生らが参拝に訪れます。
北野天満宮の秋のライトアップは、境内の西側にある「史跡 御土居(おどい)のもみじ苑」を中心に実施され、京都を代表する紅葉の名所として非常に人気があります。
「史跡 御土居(おどい)」とは、歴史的に非常に重要な遺構です。
これは、戦国時代末期に豊臣秀吉が京都の都市改造の一環として築いた、巨大な土塁(土で築かれた堤防や城壁のようなもの)の跡です。
当時の京都をぐるりと取り囲む形で築かれ、総延長は約24kmにも及びました。高さは約5m、底辺幅は約10m~20mの台形状の土塁でした。
国の史跡北野天満宮の御土居は、その原型に近く、保存状態が良いことから、国の史跡に指定されています。
北野天満宮の「もみじ苑」は、御土居(おどい)の遺構を整備して作られた庭園で、歴史的価値と自然の美しさを兼ね備えています。
もみじ苑の基本情報
場所 北野天満宮 境内西側(紙屋川沿い)、広さ約3,000坪
本数 カエデ(もみじ)の木が約350本で、紅葉の見頃は例年11月中旬~12月上旬
公開時期は10月下旬~12月上旬の紅葉シーズン及び2~3月の梅苑公開時のみ公開されます。
そして秋の紅葉の時期には見事に色づいた紅葉が一般公開され、夜のライトアップは、昼間とは違った幻想的な空間を演出します。
その特徴の一つは朱塗りの鶯橋(うぐいすばし)です。
御土居を流れる紙屋川にかかる朱色の太鼓橋が、ライトアップされた紅葉の中に浮かび上がり、非常に幻想的な光景を作り出します。
そして、樹齢400年の「三叉(みつまた)のもみじ」があります。
特に樹齢の古い大木がライトアップで照らされ、圧倒的な存在感を放ちます。
また苑内の高い場所にある展望所からは、ライトアップされた国宝の御本殿と、眼下に広がる黄金色の紅葉を一望できます。
最後に、紙屋川の水鏡。
川の水面に映る紅葉が、光のゆらめきとともに幻想的な雰囲気を醸し出します。
北野天満宮の紅葉のライトアップは今回が2度目ですが、先回よりも訪れた時期が少し早いこともあり、落葉の美しさを見ることは出来ませんでしたが、私自身が勝手に評価している、北野天満宮の紅葉の最大の魅力であるお土居の高低差のあるさまざまな場所からの眺めは全く見劣りすることが無く今回も楽しませていただきました。
住所:京都府京都市上京区馬喰町
時間:9:00~16:00、ライトアップ期間は 9:00~20:00(最終受付19:40)
料金:境内無料、もみじ苑大人1200円 (茶菓子付)
アクセス:・京福電車白梅町駅より徒歩5分
・JR京都駅より市バス50・101系統 「北野天満宮前」下車すぐ