板橋区立こども動物園 本園

12/8グランドオープンに向けて一時間前に一番乗りを果たす。
しかし行列の先頭には並ばない。
動物園や遊園地の先頭は子供たちの特権である。
あえて後ろに並ぶのだ。

■概要
二年半ぶりに板橋区立こども動物園本園が復活。
長い時を待った。
開園初日を迎え、新しいスタッフ、新しい動物、以前からいた動物たちが心機一転新しいスタートを迎える。
動物園はゲストを迎えるために朝から準備でパタパタと忙しい。
ゲストたちはそわそわと動物園の周囲をうろうろしている。
予定よりも30分早い開園となった。


■感想
大盛況である。
この日を楽しみにしていた近隣住民＆保育園の散歩組が大挙して押し寄せる。
動物たちと会えるのをみんな待っていたのだ。
子ヤギのころから親しんでいたユキちゃんたちは健在。
高島平から新しい仲間もやってきた。
グランドオープン記念のミニカレンダーとミニパンフももらえてほくほく。
幸先のよいスタートを切っている。


馬さん全部で7頭。
え、7頭もいるの？
ミニチュアホースからポニー、すらりとした白馬まで。
最大勢力と思われていたヤギさんよりも多いかもしれない。
規模からしてすごく馬が多い。厩舎もでかい。
なんか動物園で生まれたのもいるらしい。
（この数、小さな乗馬クラブに匹敵するんじゃないか？
と思わせるほどバランスが偏っている。
この飼育数をよく板橋区を説得できたものである。
区の動物園担当に押し通せるやり手がいると思われる。）
馬場では無料乗馬（半周）ができるとあって大人気である。



「もるもっちゃん！もるもっちゃん！」
児童たちがモルモット抱っこしたくて溜まらず、叫び、飛び跳ね、モルモットを求めている。
びょんびょんびょんびょんしてる。
（おいおい。パンダよりすげえんじゃねえのか？）
動物のかわいさとは値段で決まってるんじゃないんだと思わされ、大変興味深かった。
「亀どこ？亀！亀！かーめー！！」
という声も聞こえてくる。
子供の反応をホムセンのペットコーナーぐらいに冷めたものだと思ってたが、大間違いであった。
日陰にいそうなマイナー動物がここでは大スターだ。
新聞の切り抜きを持参して楽しみにしていた地域住民もいる。

みな、待っていたのだ。

こうも人気があると感動してしまう。
板橋に本園が復活したのは超有意義だ。

2020年8月新装オープン。
…のはずが開園延期。
隣接の東板橋公園はリニューアル済で解放中。


■概要

久しぶりに本園に行ったらいつの間にか工事中の網がなくなっていた。
隣接の東板橋公園はぴかぴかになっていた。おおっ。
しかし動物園の門は固く閉ざされている。
掲示文を読むと台風で草屋根が落ちたそうだ。
修復のために動物園だけはオープン延期になってしまったのだった。

■感想

商店街が近く住宅街のど真ん中にある動物園。
臭気の少ない草食動物中心の動態展示を行っている。
大型動物園のふれあいコーナーのようなミニ動物園。
これなら天下の上野動物園にも負けないのではないだろうか。
区立なのに頑張ったなあ！という施設に仕上がっている。
新しくてうきうき。

園の目玉はポニーちゃんで綺麗な馬場完備。
（やはり分園のポニーちゃんは本園に連れていかれるようだ。高島平からいなくなるのは寂しい。）

迷い猫や迷い犬の張り紙（懸賞金付き）も周囲電柱に貼られている。
賞金稼ぎは一度は訪れるといいだろう。

掲示板によるとすでに土日はモルモットちゃんのお触りDAYを実施中。
正式なオープンまではそうやって住民と交流を深めていくようだ。

東京に住んでる折、子供が小さいときに背中におんぶして自転車で行きました。
東板橋公園内にあり、無料で利用できる動物園です。
こじんまりとしていますが十分楽しめます。
ヤギやヒツジにエサをあげたり、モルモットを抱っこできます。
ふれあえる時間帯は確か決まっていたと思います。
この時はまだ子供は一歳になる前だったのでまだそんなに動物に興味なさそうでしたが、親の方は十分気晴らしになりました。
三歳になった今ならすごく楽しめるだろうなと思います。

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