メカメカしい技術的な博物館が見たい、となったらお台場「日本科学未来館」にGOである。
初音ミクちゃんもロボット扱いである。
■概要
東京都内でメカメカしい理系博物館を見学したいなら次の二か所が鉄板である。
・日本科学未来館(科学、化学、生物の世界最新技術系)
・科学技術館(建設、薬物、開発業、生活と密接した産業モノづくり系)
日本科学未来館は国際研究交流大学村の中にある。
近くには産総研(初音ミクちゃん作った)があるため建物前で記念写真撮るといいだろう。
建物周辺は産総研の実験で機械を転がしながら歩いてる人やマシンをいじってる人なんかがいる。
実験実験。
■感想
入館チケットもぎりをもってダイバーシティ東京に行くとお買い物に使えるクーポン券もらえる
ほくほく。
まずは日本科学未来館に行ってからダイバーシティに行った方がいい。
展示物が多すぎるので気に入った展示を2点紹介する。
・「細胞たち研究開発中」
細胞シアターというボックスに入って大きなスクリーンの映像を視聴する。
この映像が全五種類。
内容はすべて違う。
10分程度の物語なのだが、iPS細胞をつかった医療がテーマである。
新しい医療の可能性とリスク。
もしも自分が主人公の立場だったら、と生命倫理を揺さぶられる。
生きるために豚の臓器を移植できるか?などなど。
生きるためには何でもチャレンジするのか。
それとも新しいリスクを懸念して生きることを諦めるか。
ボックスは複数人数対応。
家族や恋人や友人で視聴できるようになってる。
主人公は自分でもあり、もしかしたら隣にいる親しい人かもしれない。
その立場になったとき、自分はどういう行動が最善なのかと考えさせられる。
何のために生きるのか、生きたいのか。
考えさせられてずっしりと重い。
これはいい展示だった。
今の自分を見直せる。
・老いパーク
少子高齢化まったなしの日本の未来は確実に高齢者に溢れている。
埋め立て地であるお台場は新しい街なので高齢者より若い人が多い。
学生の来館も多く、彼らに高齢化社会を実感してもらおうと身体機能制限系ゲームを数多く取り揃えている。
手足に重りをつけてその場で足踏みしてゴールを目指すゲームがあった。
学生は体力あって重りつけても全力で踏破していく。
そこにおばあちゃんが登場したのだ。
大勢の学生が見守る中、本物のよぼよぼの高齢者(小さい孫付き)がこのゲームに挑むのだ。
それまで体力でイきってた学生達がおばあちゃんに心配げになり、何か手伝えないか、とあたふたし始めた。
根はとてもいい子たちなのだろう。
ゲーム終わって場を去ってもいいのにおばあちゃんを見守ってる。
おばあちゃんは重りなしで制限時間内にゴールできなかった。
スタート地点からゴール地点まで足踏みするのもゆっくり。
疲れた、と立ち止まってしまったのだ。
はあ、はあ、はあ。
本物の登場で「これが高齢者か!」とガチな空気が流れる。
身体能力が弱い。
弱すぎる。
いずれ、自分の親が高齢化する。
近所の人たち、友人、知人、先生、職場の人たちも。
そして自分自身ですらも。
老化を知るのにガチ高齢者以上の良サンプルはない。
もしかしてこのおばあちゃんは役者なのか?スタッフなのか?
登場が出来すぎじゃないか?
と疑うほどにタイミングの良い登場だった。
凄かった。
・その他
最新の科学技術を今と未来に向けてどのように活用していくのか。
自分たちの望む未来の姿とは。
人間とはどういう性質をもっているのか。
小学校高学年向けからの展示で小さなキッズにはちょっと難しいかもしれない、と思った。
たっぷり一日かけて遊べる系で満足度が高く来てよかったと思った。
展示デザインが映え映えですごい良かった。