九か月ぶりに再訪。
今回は富山県から南下してやってきた。
世界遺産バスは山間部を庄川の流れとともにGOGOGOするのだった。
■概要
●Bコース(4時間)
4時間確保できるなら、Aコース含めてバスターミナルから集落の最奥部、カフェ「花鳥風月」と「合掌集落の碑」までたどり着ける。
「花鳥風月」周辺の景色は家屋よりも田畑が多く中心地よりも横の広さがずっとずっと実感できる。
観光客も激減、「ここ本当に白川郷か?」という田園風景になっている。
空気と雰囲気がガラリと変わる。
なかなかレアな風景だ。
白川郷ホワイトロードから入ると近い。
■感想
今回はBコースを選択した。
春から秋にかけて集落はどこもかしこもポツポツとお花が咲いている。
花咲く小路に旅行客は「うふふ」「うふふ」と老若男女が浮かれている。
美しい。
美しい白川郷の集落を抜けてメインストリートの奥、カフェ「花鳥風月」を目指す。
やっぱり端から端まで観光してみたいじゃないか。
次は山神之龍宮まで達成できれば集落内はほぼコンプリートだ。
●最奥部、カフェ「花鳥風月」を目指す
荻町バスターミナルから伸びるメインストリートの先にカフェ「花鳥風月」がある。
最終地点はもう少し先の「白川郷 合掌集落の碑」だが、こだわりがなければそこまでいかなくても大丈夫。
白川郷の名物、三小屋。
集落内に二か所ある。
・合掌造り三小屋
長瀬家と用水路のニジマスの正面にある。
アクセスが容易で一般的に知られている三小屋は大体ここ。
荻町公園からも近い。
・三小屋(三連合掌)
カフェ「花鳥風月」の近くにある。
パンフレットの雪景色で撮影される三小屋はここ。
周辺が田畑と山景色で白川郷の原風景とされる。
2-3時間コースではたどり着けない真・三小屋である。
いつも集落内の三小屋しか行ったことがない。
今回は世界遺産バス利用で時間にかなり余裕がある。
初の三小屋(三連合掌)に挑戦したのだ。
カフェ「花鳥風月」周辺は本当に人がいない。
2025年2月に開店したばかりで大丈夫か、という過疎っぷりである。
この広い広い田畑ばかりの土地に目印になってくれるのはよいが、
ここにたどりつく観光客は20人もいない。
店内の席によっては三小屋が正面に見える。
酷暑や雪からの避難にぴったりの立地になっている。
●畑と水田と山ばかりである
たどり着く難易度がもっとも高い有料施設、養蚕展示館があるゾーンでもある。
生きた蚕を育てて繭づくりをしている。
蚕がいなくなり次第、長期休館となる。
バスターミナルから片道徒歩20-30分かかるため、ツアー客はほぼ到達できない。
この周辺を歩けるのはかなり時間的余裕がある者に限られる。
山に向かってお散歩を楽しんだり、心行くまで三連合掌の撮影に挑戦したり。
繁華街である集落と違ってのんびりしたお散歩ゾーンになっている。
●白川郷では、冬季(例年12月中旬から3月上旬頃)に積雪のため、一部道路が通行止めになる
「白川郷は冬がおすすめなんだよ」
と以前に観光客同士でおしゃべりしていたときに出た話題だ。
一面真っ白だという。
カフェ「花鳥風月」周辺は雪面がもっとも広く、パンフレットの雪景色にもよく採用されている。
冬に訪れるならこのへんはとてもおすすめとのこと。
この美しさの反面、冬深くなると一時的にとはいえ閉じ込められたりする。
しんしんと雪が降り積もる中、なんとも心細いことだろう。
日差しが暑い夏の日でも、冬を思うと自然の厳しさが感じられる土地である。