門司港レトロは、福岡県北九州市門司区にあります。
JR門司港駅周辺地域に残る、外国貿易で栄えた時代の建造物を中心に、ホテル・商業施設などを大正レトロ調に整備した観光スポットであり、国土交通省の都市景観100選、土木学会デザイン賞2001最優秀賞を受賞しています。
また「門司港レトロ地区の観光振興・地域活性化」では平成19年度手づくり郷土賞「地域活動部門」受賞。
平成28年度には同賞大賞を受賞しています。
門司は、明治22年に特別輸出港に指定されたことで、アジアとの貿易の玄関口やヨーロッパの寄港地として栄え、多くの銀行や商社が支店を構えるようになりました。
日本三大港のひとつに数えられるようになると街がより一層発展し、昭和63年には門司港駅が国の重要文化財に。そして、平成7年に門司港レトロとしてオープンし、福岡県が誇る人気観光地となりました。
その中でも代表的な建造物が大正3年に創建された門司港駅。
平成24年から保存修理工事がスタートし、大正時代の姿に復原され、平成31年3月にグランドオープンしました。ネオ・ルネッサンス様式のモダンな駅舎は、全国で初めて重要文化財に指定された駅としても知られています。重厚でクラシカルな建物は、歴史の重みが感じられます。
レトロな赤レンガの建物は、明治45年から昭和初期まで税関庁舎として使われていたもの。
平成7年に新しく生まれ変わり、資料展示室やエントランスホール、休憩室などが加わり、2階はギャラリーと展望室になっていて、門司港レトロを眺めることができます。
その他、大連友好記念館、門司港レトロ展望室、旧門司三井倶楽部、海峡プラザなど、大正時代の雰囲気を感じられるレトロな建物や海を眺めながら、まったりと過ごすことが出来ます。
ところで今回、私自身一番見たかったのが、「ブルーウィングもじ」
全国で最大級の歩行者専用のはね橋です。
関門海峡、関門大橋を見渡せる場所に架かる橋で、「恋人の聖地」に認定されており、カップルで渡れば幸せになれると言われているとか。
橋の開閉時間が決まっており、1日に6回、20分間のみ開閉します。
寄り添って開閉の時刻を待つカップルを、たくさん見かけました。
また、見るだけでなく門司港グルメも楽しみの一つ。
「門司港レトロ」名物として全国的に知られているのが「焼きカレー」と「ちゃんらー」。
「焼きカレー」の発祥は昭和30年代、門司港にあった喫茶店といわれています。
当時、余ったカレーをグラタン風にオーブンで焼いたところ、大好評だったことから、広く浸透したそうです。
「ちゃんらー」はうどんのつゆに茹でたチャンポン麺を入れ、ごま油を利かせた野菜が入る、昔からのご当地ラーメン。
私もその「焼きカレー」と「ちゃんらー」を、両方とも美味しくいただきました。
歴史と文化、そして美しい自然が調和した魅力的な観光スポット。
レトロな雰囲気の中で、ゆったりとした時間を過ごしたい方にぜひおすすめです。
住所 福岡県北九州市門司区港町
アクセス」 JR門司港駅徒歩すぐ