塩釜仲卸市場

早朝から楽しめる観光＆グルメスポット、塩釜仲卸市場。
平日・土曜は午前3時から、日曜は午前6時からオープンするので、出かけるなら朝早くがおススメです。

アクセスは仙台市内から国道45号線を車で約35分、三陸自動車道・仙台南部東部道路を利用の場合は利府中ICを下りて約15分。
電車ではJR仙石線　東塩釜駅から徒歩約15分。

新鮮な魚介や食材がそろうこの市場は売り場4,950平方メートル、店舗数115店で東洋最大級だそうです。
旅行誌などでも頻繁に紹介されているので、業者だけでなく一般の観光客にも人気のようです。

市場なので暖房は効いていませんし、床は濡れている場所もありますので、それなりの装備で来た方が良いでしょう。特に冬場は外と変わらない寒さなので防寒対策をしてこないと長く楽しめません。
時期や時間によっては駐車場もいっぱいで、停める場所を探すのも一苦労なこともあります。

一番おススメの時期は9月〜12月です。塩釜は全国有数の生マグロの水揚げ量を誇りますが、「ひがしもの」と呼ばれるメバチマグロの旬がこの時期なんです。
時間は朝6時〜8時、この時間に市場内の食事処がオープンするので、朝食目当てに行くのも良いと思います。

市場内にはたくさんの店が並び、鮮魚や加工海産物がメインのようです。
鮮魚を扱うお店の前ではマグロの解体も行われていて、その刺身がすぐに売り場に並んでるようでした。
店によって扱っている魚や値段も違うので、まずは一通りまわって買いたいものを探してみましょう。
見ていると、「2パックで500円にするよ。」とか「1300円を1000円でいいよ。」とかお得な値段で購入できることも。これが市場の楽しみです。
刺身や貝類を購入すると「持ち帰りですか？　食べて行きますか？」と聞かれます。
ホタテや牡蠣の殻を剥いてもらってその場で食べることもできますし、好きな刺身でマイ海鮮丼を作るコーナーもあるんです。
このマイ海鮮丼が観光客に人気なようで、これ目当ての人も多いのではないでしょうか。
マイ海鮮丼を作るなら1人より2人以上で訪れたほうが絶対お得です。売っている刺身は2・3人前のものが多いので、複数人でいろいろな材料を購入して分け合った方が豪華なマイ海鮮丼ができるんです。
エビやホタテもマイ海鮮丼用に買った店舗で剥いてくれますので頼んでみましょう。
食べたい具材がそろったら、マイ海鮮丼コーナーへ。
ご飯セット300円（大盛400円）を購入して盛り付けましょう。
具材を多く買いがちになると思うので、ご飯は大盛がちょうど良いかもしれません。
外にある自由炉端焼きコーナーで魚介を焼いておかずにすることもできます。
私達のマイ海鮮丼はご飯セットを合わせて1人1300円くらいになりました。名物のマグロは絶対外せませんが、塩釜産の地魚（ホウボウ・イシナギ・マトウダイなど）を混ぜるとけっこう安く仕上がったりもしますよ。
市場で食べるマイ海鮮丼は楽しくて、新鮮で最高に美味しいです。

最後にマグロを買って帰りました。今の時期はマグロのブロックは5日ほどもつそうです。買って帰るのを前提にクーラーボックスを持ってきた方が良いと思います。
安くて美味しいマグロの中落ちなんかは数量も少なくて売り切れたりもするので、欲しいものは早めに買っておいたほうが良いかもしれませんね。（実際私も食事後に買いに行ったら無くなってました。）

年の暮れに仙台から車で行きました。駐車場がたいへん混んでいて、道路脇の駐車場も満車で、見つけるのが大変でした。
市場では、まぐろと筋子を安値で買うことができました。美味しかったです。
出入り口で売っていた、２５０円の高めの肉まんを食べながら帰りました。これも美味しかったです。

殺風景な感じもしますが、港のそばなのでいわゆる市場といった感じを味わえます。下が濡れていますので、靴には気を遣います。牡蠣が安くて量も多くておいしかったです。お店の方も値引きしてくれましたので、味も値段も満足でした。もちろんその他の魚も安くて新鮮でおいしかったです。駐車場も広いので安心して買い物ができました。寿司屋などを置いたらもっと楽しめるかと思いましたが、少しはなれたところに食堂がありましたのでお腹はすぐに満たせそうでした。

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