詩仙堂(しせんどう)は、京都市左京区にある曹洞宗の寺院。
徳川家康の家臣でもあった江戸初期の石川丈山が1641年(寛永18)に造営、隠棲した山荘跡で、現在は曹洞宗の寺院で正式名称は詩仙堂丈山寺。
中国の詩仙36人の肖像を狩野探幽に描かせ、丈山自らが詩を書いて掲げた「詩仙の問」を中心にしていることから「詩仙堂」と称されるそうです。
丈山の発案とされる「鹿おどし」が響く庭園は、四季折々の趣きがあり、とくに初夏のサッキと秋の紅葉が有名とされています。
というわけで、今回は11月下旬詩仙堂の紅葉を楽しみに訪問しました。
詩仙堂は、現在かなりの混雑が予想される紅葉の人気スポットになっていると聞いていたのですが、平日ということもあったのか、思ったほどの混雑ではありませんでした。
詩仙堂丈山寺は「凹凸窠」(おうとつか)とも呼ばれ、でこぼこした土地に建てられています。
この立体的な地形が、詩仙堂ならではの唯一無二の庭園を生み出しているそうです。
その庭園を書院から眺めると、まるで現代から江戸時代に、タイムスリップしたような不思議な感覚になります。
今見られる庭は、修理がされている為、石川丈山が作り上げた庭そのものではないということですが、当時の面影を随所に感じることが出来ます。
紅葉シーズンに訪れたわりには、落ち着いた静寂の中で紅葉と庭園を楽しむことができてとても満足でした。
所在地 京都市左京区一乗寺門口町27番地
開門時間 午前9時~午後5時(受付終了 午後4時45分)
拝観料 大人 700円、高校生 500円、小中学生 300円
アクセス 市バス「一乗寺下り松町」下車、東へ徒歩約7分
叡山電鉄「一乗寺」下車、東へ徒歩約15分