石川県七尾美術館

職場に「2023イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」のかわいい猫の絵のポスターが貼ってあったのでちょっと興味をそそられて行ってみました。

金沢からは車で1時間ちょっと、道の駅能登食祭市場から２kｍくらいの場所にありますが、このポスターを見るまでは七尾美術館の事は知りませんでした。

しかも「たびかん」に既に3件の口コミがあったのでびっくりでした。

ナビを頼りに近くまで来ると、芝生の小高い丘に大きな鉢か壺？のモニュメントがあり、青空に映えていました。
モニュメントの所まで登ってみると、七尾湾が見えました。

建物の外観は体育館に見えなくもないけど凝った造りで、前庭も気持ちよくお散歩できます。
桜の木もあったので、その時季に行かれると更に美しい事でしょう。
建物の中もきれいです。
トイレはホテルのトイレみたいでした。

ボローニャ国際絵本原画展は人気の企画らしく、平日なのに思ったより人がいました。
芸術音痴の私でも絵本の原画は可愛くて楽しめました。

一通り周って行くと、喫茶コーナーもありました。
ただしメニューは少ないです。

21世紀美術館のような奇抜な美術館が”普通”になってしまった私にはこれ以上特筆すべき点も思いつかないので、近所にあるお勧めのランチのお店をご紹介いたします。

七尾美術館から車で5分くらいの場所にある「一歩」というお店です。
とっても小さなお店なのですが、開店前に名簿に名前を書いて待機する人多数。
11時過ぎに到着して8台しか止められない駐車場に車を停め、名簿に名前を書いたら7組目でした。
11時半になり、開店すると順番に名前が呼ばれ、お店の中へ。
ギリギリ第1陣で入店できました。
それ以降の人は席が空き次第電話で呼び出ししてもらえます。
案内されたのはカウンター席でした。
目の前にはお寿司やさんのように寿司のネタケースがあり、大きなさくが並んでいました。
待つ事30分。
私の海鮮丼とエビフライとヒレカツのセットも旦那のおまかせ定食も、ものすごいボリュームでしたよ。

七尾美術館行って、一歩でランチして、能登島水族館行って、帰りに和倉温泉の足湯に浸かって、大満足のプチ旅行でした。

七尾美術館は、何といっても絵本に力を入れている美術館です。イタリア・ボローニャ絵本原画展も、北陸では唯一開催できる美術館です。金沢市内からはとても遠いので、半日は費やしてしまいますが、絵本に興味のある方は要チェックです。世界の絵本作家の卵たちの力作が一同に会しますので、見応え充分です。絵本の図書館も併設されているので、小さな子供たちと一緒に行くのも良いと思います。毎年、この時期には多くの鑑賞者が県内外から訪れます。美術館の入口は、ユニークなアプローチになっているので、ついつい通ってみたくなります。

新しい美術館！という感じでした。広い敷地で建物も清潔感あふれる感じ。ただ、部分的に天井が低いような気がしたのは、わざとそういう作りなのでしょうか？ボローニャ絵本展が毎年ここにくるようなので、その度に足を運びますが、こういう子供も楽しめる特別展が多いように思います。絵本の展示貸出もたくさんあります。全体に難しい展示物がない、やさしい美術館だと思います。親しみやすくて私は大好きです（＾＾）。七尾なので、なかなか行けないんですが（苦笑）

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