広島平和記念資料館

広島平和記念資料館

毎年８月６日の平和記念式典でおなじみの、太陽に照らされて明るいまっすぐな通路を歩いていくと資料館に着きます。通路は意外と長いです。３月に行ったのですが、ちょうど卒業などのシーズンだったこともあり、館内に入ってすぐの大きな展示広場で流れる音楽を聴いていると切なくなってきたのを覚えています。外国人の方も意外と多くてびっくりしました（たまたまかもしれませんが）。もっと高いかなと思っていたので、観覧料が５０円という値段にはちょっと驚きました。本館と東館に分かれています。ほとんどの展示が被爆したご本人または遺族によって寄贈されたものです。子どもや学生・市民の被爆した生の展示は、他人事とは思えないくらいで、ガラス越しに焼け焦げた衣服・三輪車・物品などを見ているとその悲惨さが伝わって来て怖いくらいです。

私は広島が実家なので、原爆ドームや平和公園、資料館にはよく連れて来られました。今思えば、いい両親をもったと思います。というのも、小さい子にはちょっと怖く感じるような展示物があります。３歳くらいのころは私も一度大泣きして、トイレに一人でいけなくなったことがあるくらいです。そして、そういう経験を友人に話すと、あるあるといわれるので、やはり小さい子には怖いものがあると思います。しかし、今大人になって思うと、やはり「戦争はいけない」と思うのは、あの怖い展示物を見た幼い頃の私が「だめだ」と強く感じたからだと思うのです。個人的には世界中の人が一度は見るべきだし、特に核実験をする国の、核を正義として振り回す国民には一度は必ず見て欲しいと思っています。あれを見てもなお、それが良いものだと感じるのであれば、それはもう仕方がないと思いますが、マスコミや誰かのいけんではなくて、資料館を見て、何がいいのか悪いのかを話すべきだと私は思います。すごいCGや設備があるわけではありませんが、資料館には生身の人間がどのようにして死んでいったのかが克明に残されていて、それはとてもすばらしいと私は思っています。

大人になってから、初めて行きましたがショックを受けました。本やテレビで見た時は、実際にあった事だと知っていても、違う所のことのようでした。実際にここへ来て、たくさんの写真を見ていると、胸にくるものがあり、現実におこった事だと感じました。これは唯一日本だ起こったことなので、実際にここに来て、たくさんの人に感じてほしいと思いました。

尾道は、小さな町ですが盛りだくさんの観光が楽しめる町です。 広島の尾道から四国の愛媛県今治市を結ぶ、しまなみ海道の入り口になっています。 今の季節は、...（続きを読む）

海上自衛隊呉史料館、通称てつのくじら館です。 街中に潜水艦を展示しています。 存在感は、凄くて圧倒されます。 よくぞ本物の潜水艦を展示したものだと驚...（続きを読む）

世羅高原農場は４つの農園にわかれていてそれらは全く別の場所にあります。ネモフィラが見たかったため花夢の里という所に行きました。 ネモフィラは感激の美し...（続きを読む）