苔むす美しい絨毯のような庭を見に来たら恋愛成就に浮かれる若者がいっぱいで気圧された。
学業成就を願う修学旅行の学生たちだって浮かれてしまう。
きゃっきゃっしてる。
■概要
源氏物語ゆかりの古社。
源氏物語「賢木(さかき)の巻」の舞台。
光源氏が六条御息所(生霊となってヤキモチを焼く女性。光源氏の実兄の妻。実兄は死亡済)を訪ね、別れを告げる場面となっている。
六条御息所は娘を斎王として伊勢へ送るため野宮に滞在し、光源氏が会いに来る。
未亡人の子持ちが既婚者の光源氏と不倫してる場所なのですよ。
京都の古式ゆかしい男女関係はドロドロしてる。
縁結び・恋愛成就・子宝安産のご利益で有名。
観光客(特に若い女性やカップル)が絶えず訪れる。
不倫なのにそんなご利益が?!
と場んでっとさんをおののかせている神社。
■感想
●さすが苔神社。他と違って冬でも苔は枯れない。
苔庭は約20坪となかなかに広い。
白砂で桂川。
小さな橋で渡月橋を模したミニチュア嵐山風景になっている。
「洛西随一のじゅうたん苔」と謳われる美しさは冬ですら健在である。
おお美しい。
グリーングリーンである。
他地域の苔庭は冬に慣れると茶色になって休眠状態になる。
野宮神社は特別なのである。
●なぜ野宮神社は苔が枯れずに特別なのか
竹林のおかげでじめじめした日陰が多く湿気が強い。
冬でも土壌が乾燥しにくい。
竹林が太陽光と風を遮る。
自然条件がとても恵まれているのだそうだ。
さらに苔は低温耐性が高く、冬に葉緑体を維持しやすい種類が生えてる。
神社スタッフが定期的に掃除・水やり・落ち葉除去を行い手入れを欠かさない。
これらの条件が重なって野宮神社の苔は冬でも枯れない。
ほぼパーフェクトな環境が整っている。
さすが洛西随一の苔庭である。
冬枯れしない生命力にあやかるためにも近くに来たらよってみるとよい。
パワースポットである。