水沼駅温泉センターせせらぎの湯

電車の合間に入ると時間が気になってあんまり楽しめない。
やはり温泉は時間を気にせずたっぷり体を休ませるのがおすすめだ。


■概要

渡良瀬川にはカッパ伝説がある。
いつも村人に気前よく食器を貸してくれたカッパがいたそうだ。
ある村人が借りた食器を壊してしまった。
その村人は謝りもせず黙って食器を返却してカッパを怒らせてしまった。
以降、カッパは二度と食器を人間に貸してくれなくなった。
そんな伝説だ。

せせらぎの湯はそのカッパ伝説をモチーフにした温泉だ。
上り電車から下車すると即風呂屋。
駅に入らなくても外からも入場口がある。

カッパは人間だったんだろうと思う。
きっとアダ名がカッパだったのだろう。
得体のしれない生き物から食器を借りようとは普通は思わない。
人間が牛や豚と同じ食器が使えるかという話だ。

伝説のカッパはきっとカッパ似の人だ。



■感想

わたらせ渓谷鉄道のフリーパスを買うと2割引きで入場できる。
一日中いても1000円もしないのにさらに2割引きなんて、なんてお得だろうか。

さらに駅併設で黒保根運動公園という桜の名所もある。
さらにさらに水沼駅から徒歩1時間圏内で荒神山のふもとにたどり着くハイキングルートもある。
桜、ハイキング、風呂と三種揃った名所なのだ。

訪れたのは初夏たが、周辺に去年のススキが残っていて季節感がなんかおかしかった。

下車する人はほとんどいないのに人でそこそこ混雑している。
駐車場からの入場客のようで地元の人達なのだろう。

繁盛してるんだなあ、と思ったがそうでもないらしい。
やっぱコロナ禍の影響で厳しいそうだ。
沿線のわたらせ渓谷鉄道も厳しいという。

ホテルの廃業もよく聞くし、観光地に少しでも多くの人気が戻りますように。
また来たいなあと思った。

昨年、家族でドライブに出かけて立ち寄りました。

駅に隣接されている温泉で、線路沿いに建物が建っています。
駐車場は広くて、きちんと整備されていました。
入って２階に上がるとフロントがあるので料金を支払います。
そこから線路沿いの建物内の廊下を歩いて行くと線路とは逆に内湯があります。その奥に休憩できるスペースと露天がありました。

内湯には体を洗う場所がありますが、
露天はシャワーがひとつだけで石鹸とかはなかったと思います。

線路沿いの廊下にベンチがあって、そこでも休めますが
時々、電車が駅に止まると自分が電車に乗ってる気になっちゃうのが面白いです。

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