和倉温泉

今回は「スイーツ巡り」「温泉卵作り」「イイダコ釣り」と盛り沢山の予定を立てて行ってきました。

まずは和倉温泉スイーツめぐり券を購入するため「和倉温泉観光協会」へ向かいました。
住所が和倉温泉お祭り会館１階と書いてあったので、初めてお祭り会館に入りましたが、とてもきれいな建物でパンフレット類も沢山設置され、わくたまくんと一緒に写真を撮れるフォトコーナーなんかもありました。
ここはエントランスで入場には800円かかります。
受付の方に尋ねると観光協会は隣の入口という事でそちらに行くと打って変わって薄暗い事務所のような所でした。
一応和倉温泉のキャラクターのわくたまくんグッズが置いてあったりします。
とりあえずこちらで「スイーツめぐり券」(600円)を購入。
これで和倉温泉にある指定のスイーツ店の中からスイーツ３個を選んで引き替える事ができます。
ここ和倉温泉観光協会でも数量限定の”わくたまんじゅう”があったので引き替えてもらいました。
わくたまくんの焼き印が入った３色のカラフル餡の温泉まんじゅうです。
10月だったのでお店毎に違うデザインのハロウィンのフォトフレームももらえました。
チラシに引き替えできるスイーツの一覧が書いてあるのでどれにしようか悩みながら、次は総湯の横にあるパン屋さんの”和芋シュー”と引き替えてもらいました。
これは石川県の五郎島金時を使ったシュークリームで甘さ控えめでとても美味しかったです。
最後は足湯がある湯ったりパークの向かいの店の”わくたまくんロール”を引き替えに行きましたが、限定20個という事でこの日はもうありませんでした。
代替品のロールケーキは160円～180円のロールケーキだったので200円以下の商品を選んだら損する気がして引き替えずに退散しました。
代わりに今までちょっと敷居が高くて入れなかったル ミュゼ ドゥ アッシュのドーナツを引き替えに行きました。
オシャレなお店なので気後れしながら入店すると片側の壁には能登の景色とスイーツをコラボした素敵な写真が並んでいて正面がガラス張りで七尾湾が広がっています。
お店の中には辻口博啓ミュージアムもあります。(入場無料)
高級店という認識ですが、普段はいつも行列の人気店です。
見た目はシンプルなドーナツでしたが、かなり美味しくて行列するのも納得のお味です。

次は温泉卵を作りに湯元の広場へ行きました。
玉子は家から2パック持って行きました。
それをネットに入れて源泉に浸します。
およそ15分でできあがりです。
他では余り見かけませんが、(ていうか禁止されてると思いますが)ここではみんな自分で用意した玉子とみえて先客の温泉卵は洗濯ネットに入っているのやら茶色い玉子やら色々です。
そしてみんな10個か20個。
決して私が異常な行動をとっている訳ではありませんのでどん引きしないでネ！
翌日から毎朝食卓に上がっていますが、15分を少し過ぎてしまったのでちょっと白身が固まり過ぎでした。

その後はまた観光協会にイイダコ釣りの竿(500円)を借りに舞い戻りました。
受付の方に今年は裏年なうえにこの時は雨が降っていたので、釣れないと思いますけどどうしますか？と聞かれましたが、一応格好だけやってみます、と竿とついでに傘もお借りしました。
初めてなので丁寧に釣り方を説明してくれました。
岸壁まで行き釣り糸を垂らします。
イイダコ釣りは「たこちゅう」という疑似餌を海底まで下ろして10秒ほど待ち、上げる時に重くなっていたら一気にリールを巻いて引き上げます。
傘を差しながらやっていると急に重い感触があり、一気にリールを巻くと、ナント・・・釣れました。
しかもなかなかのサイズ！自分で釣ったやつを殺して食べるなんて無理なのでリリースしました。
あんまり期待していなかったのに大きなイイダコが釣れて楽しかったです。
結局制限時間いっぱいの３時間も釣りをしていました。イイダコ釣りは秋から冬がシーズンだそうですよ。
手ぶらでOKなのでお勧めです。

そうそう、前に行きそびれた「能登ミルク」ですが、実はあれから2回ほどおじゃましています。
とてもオシャレなお店ですっかりお気に入りの場所となっています。
特にマサラチャイのジェラートがスパイシーで大好きな味です。
毎回ダブルの一種類は必ずマサラチャイを入れています。

こじんまりとした温泉街ですが色んな楽しみ方があるので、今年だけでも2月6月7月10月と４回も足を運んでいます。
出来れば贅沢に旅館とか泊まってみたいものです。
貧乏性なので無理ですけどね。

「能登食彩市場」から車で15分ほど走ると和倉温泉に到着です。まずはお決まりの「総湯」を目指しました。

　総湯の前は広場になっていて、左側に足湯、右側に和倉温泉のキャラクターの「わくたまくん」の像がありました。
　総湯の建物は割と新しく、中は広々していて観光案内所も兼ねているようで、パンフレット類が並んでいて、温泉玉子用の玉子の販売もありました。
　総湯前にある足湯も真新しくて、足を入れてみるとすごく熱かったです。
　
　足湯につかりながらパンフレットを見ると「七福神めぐり」というのが書いてあったので、「七福神めぐり」をしながら散策する事にしました。ちょうど総湯の足湯の横に「寿老神様」がいました。

　次に目指したのは、恵比寿様のいる「湯元の広場」。大きな岩山のてっぺんから湯気が出ていてディズニーシーを彷彿とさせます。２羽のシラサギの像が目印で、温泉玉子が沢山沈められていました。

　そこから弁財天様のいる弁天崎源泉公園を目指したのですが、東屋が見えたので行ってみるとあの有名な加賀屋でした。
　さすがに敷地内は入れないので、その先が港になっていたのでそちらに行ってみました。
透明度が高くてきれいな海です。船が沢山停まっていて、海中にはヒトデがいっぱい見えました。
　遠くの方には能登島にかかる橋も見えました。能登島の周辺にはイルカが居るので目をこらして探してみましたが、そんな簡単には見つかりませんでした。
　海に行ったら弁財天様の事なんてすっかり忘れていましたが、戻りがてらあれは何？と寄った先は弁天崎源泉公園でした。
　ここには、足湯ならぬ「手湯」や「あったかいベンチ」がありました。ついでのようで申し訳ないですが、弁財天様も見てきました。

　次は大黒天様のいる渡月橋に行ってみました。京都の渡月橋とは全く似ていなくてモダンな雰囲気。そこから見える渡月庵という旅館が数寄屋造りの立派な宿で素敵でした。
　そこから毘沙門天様のいる小比古那神社を経て、布袋様のいる青林寺に行きました。
　ここは、インスタ映えで有名な京都の「瑠璃光院」のような写真が撮れるそうで、最近ポスターなどもよく見かける人気のお寺です。
　ちょうど私達が行った時もゾロゾロと人が出てきました。が、それっきり人の気配がなく、とりあえず布袋様の写真は撮りましたが、あのポスターのような写真が撮れるのはどこ？と思ってウロウロしましたが、どうやら鐘を鳴らすと人が出てくるシステムのようで、その鐘を鳴らす勇気がありませんでした。
　予約もしていないので諦めましたが、ちょうど出てきた女子達にどうだったか聞いてみたかった～。

　そこから福禄寿様のいる信行寺に向かいましたが、裏道っぽくてそんなに見どころって場所でもないのでちょっとテンションが下がった状態で七福神めぐりを終えました。

　歩き回って疲れたので、七尾市出身のパティシエ辻口博啓氏のミュージアム＆カフェ「ル ミュゼ ドゥ アッシュ」に行ってみる事にしました。
　加賀屋の近くまで歩いて行くと、シックな入口、それと分かりにくいお店がありました。なんてったって日本語で書いてないんだから！扉を開けて入ると辻口さんの等身大みたいな写真があって、更に扉があり、細い通路の奥はガラス張りになっていて海が見えました。でもその細い通路には待っている人が沢山座っていました。今、コロナで観光客は少ないはずなのに、すごい繁盛振りです。これじゃあいつ順番が来るか分からないので泣く泣くお店を後にしました。

　一通り回ったので和倉温泉を去ろうと思ったのですが、七福神めぐりに「湯っ足りパーク」の足湯が入ってなかったな、と思って帰りがてらに寄ってみました。
　前からそうだったのか忘れましたが、靴置き場もあり、ちゃんとした建物のようになっていて、座る場所によっては窓から海を眺めながら足浴ができました。
　5分程経ってからマスクをしていなかった事に気付き、うあぁぁぁぁ！と飛び出して、もう戻る勇気はありませんでした。
　さっき車に乗った時にマスクを外したのを忘れていたのでした(汗) 10人くらい人が居たのに、誰も指摘してくれなかった･･･。和倉はマスク警察不在でした。
　　
　毎度お馴染み、今回の反省点は、「能登ミルク」というジェラートが美味しいお店に気付かなかった事。
　建物もオシャレで雑貨なども売っているようです。おそらくこの旅一番の映えスポットだったと思われます。　　　　
　総湯のすぐそばなのに、何故そこを通らなかった？と猛省中です。もっとパンフレットをよく見ればよかった。今から行かれる方は是非行ってみて！

加賀屋に泊まりました☆
有名旅館らしく建物も大きく、入口の前には仲居さんが品よくお出迎え。館内入ってビックリ！豪華！
天井高くお土産屋さんもたくさん。
なんと館内に劇場があって、宝塚のような公演をしていた。
たまたま松平健さんの歌謡ショーをやっていたみたいで、館内にはおばさま方がウヨウヨ…
とにかく人通りが多いなぁって印象でした。
仲居さんは自分の担当のお客さんを部屋へ案内した時に館内の過ごし方の予定を確認。その行先（例えは劇場とか）で待機して声をかけてくれたり。
こまやかな心配りで感動しました。
周辺には観光する場所があまりないけれど、旅館内だけで十分楽しめます。

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