新宿末廣亭

ドラマ「タイガー＆ドラゴン」が放送されていたころ（2005年）、ミーハー気分もあっていきました。
空ができないようにと願ってかかれる寄席文字の看板、紙切りなどいろいろな芸‥地方のホール落語では楽しめない雰囲気が堪能できました。
私が入ったころは昼の部のトリの落語家さんのときでした。昼夜の入れ替えがありません。映画館も見習ってほしいです。。。

昔はプロの下足番さんがいたそうですが、履物はビニール袋で自分で管理することになっていました。建物は戦後に建てられたものだそうですが、柱などよく磨かれて黒光りしていて、ビー玉をころがしたら転がりそうな感じに床が傾いていて情緒たっぷりでした。
夕食におそばを買っていったのですが、これは失敗でした。ずるずる音がしちゃうので幕間によくこっそり食べました。
この日はお客さんがいっぱいでした。夜の部のトリの小三治師匠が「ドラマみたいなもんじゃありません」と渋い顔でおっしゃっていて、小さくなりました。
なんだか江戸の日本にタイムスリップしたような楽しい時間でした。

帰りに駅まで歩いたとき、新宿の場所柄、客引きのお兄さんたちが結構いてこれまた結構迫力がありました。女性一人だと怖いだろうと思います。

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