片山津温泉

次なる旅先を探している時に「NAKEDヨルモウデ 平安神宮2022」なるものを発見！
これは行かなきゃ！と思っていたのですが、オミクロンが尋常ではないスピードで増幅してきたので断念。
なんか似たようなイベントはないものかと探していたところ、石川県内でもNAKEDのライトアップがあったので行ってきました。
片山津温泉「夜さんぽ」というイベントです。

まずは「ディスタンス提灯」を貸し出ししている会場へ。
「消毒をお願いします」と言われ、ブラックボックスに手を差し出すと、差し出した手の中に光の花が映し出され、同時に消毒液が出てくる仕組みになっていました。
まさか受付からこんな事になっているとは、油断してました。すごく可愛いです。

ライトアップは３カ所という事で、まずは提灯片手にすぐ近くの足湯に行くと、池の周りにはカラフルな蛍のような光がキラキラしていました。
そして、足湯のベンチ部分に水引のような可愛い模様が映し出され、幻想的な雰囲気の中で足湯を体験する事ができます。
チームラボみたいでテンション上がりました。

次は浮御堂に向かいました。
浮御堂では龍神伝説の映像が映し出されていましたが、提灯置き場に提灯を置くと、映像が変わって龍神様が出てくる仕掛けになっていました。

最後に愛染寺に向かいました。
愛染寺はハートの絵馬が可愛いお寺です。
ハート型の山門が出来てからは初めての訪問です。
灯籠の優しい灯りに照らされた急な階段を上がるとハートの山門の手前に提灯置き場があり、提灯を置いてみましたが何も変化がなく、後から来たグループが提灯を置くと「シャキーン」という音とともに、山門が光っていました。
こうなるのかーと思って、提灯を置いてみましたが、やはり何も起こらず・・・おみくじで大凶を引いてしまった気分です。暫く観察してみると、どうやら大凶の確率はかなり高いようでした。

ネットで見た画像ほどキラキラしていませんでしたが、楽しく片山津温泉をお散歩できました。
折角無料で楽しめるのに人が少ないのが勿体ないです。

県内に何十年も住みながら初めてやってきました。
　まずは「総湯」に行きました。ネットで先に見ていたので、どんな佇まいか確認していましたが、全面ガラス張りで美術館のようなオシャレな建物です。１階のお風呂は景色の違う「潟の湯」と「森の湯」があり、男湯と女湯が日替わりになっています。
　２階は「まちカフェ」というカフェになっていて「加賀パフェ」を食べる事ができます。
（ちなみに片山津温泉で「加賀カニごはん」が食べられるのは「ホテルアローレ」です。）

　総湯の向こうには柴山潟が広がり、沢山の水鳥が羽を休めています。遊歩道があるので歩いて行くと、湯の元公園から浮桟橋で結ばれた「浮御堂」があります。今回この「浮御堂」でライトアップイベント「竜神伝説物語 第二章」というのがあるのを知ってやって来ました。到着した時はまだ明るかったので、時折水鳥の鳴き声が聞こえる静かな柴山潟と浮御堂周辺を散策しました。

　総湯の真ん前には人気ベーカリーの「ヒラクベーカリー」があるので、探して行ってみたら「完売につき閉店」となっていました。小さいお店ですが、店構えもかわいくて、人気店を甘く見ていました。先に予約をしておけば閉店後でも買えるそうです。

　それから、ネットで見つけた「配湯所」という所を見に行きました。特徴のある建物ですが中に入れる訳でもなく、「あ～これか～」で終わりました。

　次に片山津温泉中心部にある足湯「えんがわ」に行ってみました。最初は湧出口に近い方に人が居たので一番川下みたいな所に足をつけていたらとってもいい湯加減で、下の玉砂利も気持ちよかったです。暫くして誰もいなくなったので歩いて湧出口の方に移動したら、足裏の玉砂利がものすごく痛かったです。すごい足つぼ効果です。私、内蔵どっか悪いんかいな？！そしてお湯が熱い！暫く浸かっていると汗ばんできてコートを脱ぎました。小さい足湯の方には湧出口にコップも置いてあり、「温泉玉子作り禁止」の貼り紙がありましたが、確かにこれは作りたくなります。いや、作らないほうがもったいないでしょ！誰か作って売ってくれればいいのに。

　ライトアップまではまだまだ時間が合ったので、徒歩5分ほどの場所にある「愛染寺」に行ってみました。お寺の前には階段がそびえ立っています。見上げると、女子3人がきゃあきゃあ言いながら階段の上で写真を撮っていました。フウフウ言いながら一番上まで上がり振り返ると、片山津温泉の街並みや柴山潟、白山連峰まで一望出来て絶景でした。だから女子達が一生懸命写真撮ってたんだ。愛染寺にはハートの絵馬が並んでいて映えスポットになっていますよ。境内には桜の木が沢山あったので、桜の季節はきれいだろうな。5月にはハートの山門が出来るそうなので、どんな風になるのか楽しみです。

　街中を散策していると紅殻格子の芸妓検番「花館」もありました。こちらはカフェとしても使えるし、片山津温泉の源泉で手作りする「源泉豆腐」や、源泉と柴山潟の湖泥土を用いた「晶子染め」を体験できるそうですが、あいにく閉まっていました。

　夕暮れが迫ってきましたが、まだライトアップまでは時間があり、総湯のまちカフェでスイーツでも頂きながら時間を潰そうと思ったら、店員さんにササッと閉店の札を下げられてしまいました。５時閉店て早いな～。なのでまた柴山潟を眺めたり、足湯に浸かったりして過ごしました。温泉街って暗くなってきたらどこもやってなくて、かなり時間を持て余しました。

　ライトアップの時間が近づいてきたので湯の元公園に行ったら、イルミネーションがきれいでした。しかも浮御堂もライトアップされて、大音量で音楽も流れていて、もしかしてコレか？と思いながらも、時間になってないし、誰も来ないしで、６時半になってやっぱりこれやったんや！って気付きましたが、３回も見てしまいました。「龍神伝説」って言ってもそりゃ柴山潟からUSJのジョーズみたいに龍が飛び出てくる訳ないよねぇ。それなりに良かったですが、夢中になる程のシロモノではなかったので、見ている間もずっと寒かったです。おまけに柴山潟の噴水のライトアップもあると思ったのに、17時半の次は20時だったらしく、噴水のライトアップも見られませんでした。

　山代温泉の昼食・散策⇒月うさぎの里⇒加賀棒茶 丸八製茶場 実生⇒片山津温泉と半日で回りましたが、最後に時間を持て余してちょっと失敗しました。季節がよければ、屋形船とかもあるのでもう少し楽しめるかも知れません。

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