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徳川園

徳川園

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とくがわえん
徳川園
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〒461-0023
愛知県名古屋市東区徳川町1001

尾張徳川家の別邸跡を利用しその歴史を現代に残す、優美な池泉回遊式日本庭園。

園内には滝や橋、照葉樹の森などが点在。新緑や紅葉、牡丹や花菖蒲の花々など四季を通じて楽しめる。

隣接する徳川美術館、蓬左文庫とともに近世武家文化を体感できる観光地となっている。

画像提供:GAYOSHI様

【アクセス】JR中央本線または地下鉄「大曽根」駅より徒歩約10分
※観光スポットの情報は今一度ご自身でご確認ください。情報の掲載ミスや観光スポット情報のご提供はこちらで承ります。

みんなの口コミ(10件)

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GAYOSHIさんの口コミ
2025年06月23日に投稿されました。
「徳川園山車揃え」は、名古屋市東区に伝わる伝統的な「筒井町天王祭」と「出来町天王祭」に登場する5輌の山車が一堂に会し、徳川園の徳川美術館前広場でその勇壮な姿と精巧なからくり人形を披露する、初夏の名古屋を代表するイベントです。

2005年(平成17年)に徳川園で開催された天王祭の一環として始まり、以降毎年恒例のイベントとして定着しました。
名古屋市の有形民俗文化財にも指定されている貴重な山車が、徳川家ゆかりの地である徳川園という歴史的な空間に集結することで、その文化的価値を再認識させる場となっています。

徳川園山車揃えのルーツは、筒井町と出来町で行われる「天王祭」にあります。
天王祭は、京都の八坂神社を総本社とする牛頭天王(ごずてんのう)を祀る天王信仰に基づく祭礼で、疫病退散を祈願する目的で江戸時代から盛んに行われてきました。名古屋市東区の天王祭は、その歴史と規模において地域を代表する祭りの一つです。

山車は、祭礼において神輿渡御の露払いや、神を迎え祀るための依代(よりしろ)としての役割を担ってきました。名古屋の山車は、特に豪華絢爛な装飾と精巧なからくり人形を特徴とし、その技術は全国的にも高い評価を得ています。

筒井町天王祭と出来町天王祭は、それぞれの町内会が中心となり、長年にわたり地域の住民によって守り伝えられてきました。徳川園山車揃えは、これら二つの祭りが連携し、より多くの人々にその魅力を伝えるために企画されたものです。

総重量数トンにも及ぶ山車を、多くの曳き手(楫方)が「エンヤホー、エンヤホー」という掛け声とともに曳き回す様子でその迫力に圧倒されます。
特に、直角の方向転換を行う際には、曳き手の熟練した技術と連携が必要とされ、観客からも大きな歓声が上がり、重厚な車体がゆっくりと、しかし確実に方向を変える様は、まさに伝統の技と地域の絆の象徴です。

そして最大の魅力の一つは、その精巧なからくり人形です。
それぞれの山車に搭載されたからくり人形は、物語性豊かな演目を披露します。人形の衣装や小道具の細部に至るまで緻密に作られており、まるで生きているかのような滑らかな動きは、熟練の職人技の結晶です。
各山車で演じられるからくり人形の演目は異なり、それぞれの山車の個性を際立たせています。歴史上の人物や神話の登場人物、縁起の良い動物などが題材とされており、その背景にある物語を知ることで、さらに深く楽しむことができます。

山車を曳き、からくりを動かす人々は、地域の住民が中心です。
世代を超えて受け継がれる曳き方やからくり操作の技術、そして祭りの準備や運営に携わる過程で培われる地域コミュニティの絆は、日本の伝統文化を支える重要な要素です。徳川園山車揃えは、この地域コミュニティの活力を感じられる場でもあります。

最後の会場となる徳川園は、尾張徳川家の大曽根屋敷跡に造られた、池泉回遊式の美しい日本庭園です。
その静謐で歴史的な空間に、絢爛豪華な山車が並ぶことで、普段見慣れた山車がより一層その輝きを増します。
歴史的な建築物である徳川美術館を背景に、江戸時代から受け継がれてきた伝統的な祭礼文化が融合する光景は、ここでしか味わえない特別な体験です。

このように、徳川園山車揃えは、名古屋市東区に息づく「筒井町天王祭」と「出来町天王祭」の山車文化が凝縮された、類まれなイベントです。
豪華絢爛な山車の姿、精巧なからくり人形の動き、そしてそれを支える地域の人々の熱気と絆は、日本の豊かな伝統文化の象徴と言えるでしょう。
徳川園という歴史的な空間で開催されることで、その魅力は一層際立ち、訪れる人々に感動と学びを与えてくれます。この貴重な文化財が、今後も多くの人々に愛され、大切に受け継がれていくことを期待します。


開催概要(2025年実績)
開催日: 2025年6月8日(日)
時間: 11:00~12:00(予定)
場所: 徳川園 徳川美術館前広場(愛知県名古屋市東区徳川町1017)
入場料: 無料
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GAYOSHIさんの口コミ
2024年06月23日に投稿されました。
今年も「雨を聴く」と題した恒例の和傘イベントが行われるということで、訪問しました、徳川園。

徳川園とは、愛知県名古屋市東区徳川町にある日本庭園。
隣接して、国宝の「源氏物語絵巻」の展示で有名な徳川美術館や、河内本『源氏物語』を所蔵する名古屋市蓬左文庫があります。

私は季節の草花を撮ることが好きなこともあり、年間5~6回、通算では30回以上、季節ごとにおじゃましているコアな利用者なのですが、徳川園では6月上旬、花菖蒲と睡蓮が一番の見頃を迎えます。
そしてそれら梅雨を代表する花に色どりを添えるのが「和傘」の展示というイベント。
題して「雨を聴く」。

花菖蒲園は、規模としてはそれほど大きくはなく、狭い場所にギュッと凝縮した感じですが、ここならではの魅力は、周辺が日本庭園風に造られた池に囲まれているということと、花菖蒲の種類の多さです。

徳川園の説明によると、早咲き、中咲き、遅咲き各種類を栽培しているので、長期間綺麗な花を見られるとのことです。
そしてそのための手入れとして、枯れた花は随時片付けるなどのメンテナンスを怠らないのだそうです。

そしてこの時期、もう一つの見頃が睡蓮。
ここの池は日本庭園の鑑賞用として造られていることもあり、池のすぐ脇を散策することが出来ます。
よって小さく可憐に咲く睡蓮も割と身近に鑑賞出来ます。

そしてその睡蓮を引き立ててくれているのが、池を優雅に泳ぐ錦鯉と、この時期ならでは、元気に泳ぐカルガモの親子。

余談になりますが、私が訪問する1週間前の徳川園のホームページには「今年も元気に泳ぐカルガモの子供達15羽」という記事と写真が掲載されていたのですが、私が当日確認できた子供は5羽でした。
以前徳川園の方に聞いたのですが、やはり子育て中に猫やカラスの犠牲になる子供達が多く、大人になるのはほんの数羽ということだそうです。
都会の庭園内とはいえ、自然の厳しさを感じさせる出来事です。

なお、このイベントの期間中は和傘の貸し出しも行っており、時節柄多くの外国人観光客が訪れていたのですが、和傘をさして記念撮影を楽しんでいました。

この記事を投稿するころには、今回のイベントは終了していますが、徳川園では季節に応じたイベントを行っており、随時徳川園ホームページで案内していますので、ぜひ一度体験してみて下さい。


■開園時間
午前9時30分から午後5時30分 (入園は午後5時まで) 
但しイベント実施などにより時間延長する場合もあります。
■休園日
月曜日(祝日のときは直後の祝日でない日) 年末年始(12月29日から1月1日)
■入園料(蓬左文庫・徳川美術館の入園料は別途必要。共通のセット割引券有り)
一般/高校・大学生 300円 中学生以下無料。名古屋市内在住65歳以上の場合100円
■交通
●車の場合 徳川園駐車場(有料) 乗用車  82台(30分120円) 近くにコインパーキングも有ります。
●公共交通機関 JR中央本線、「大曽根」駅下車 南出口より徒歩10分。
地下鉄名城線「大曽根」駅下車3番出口より徒歩15分。
地下鉄桜通線「車道」駅下車 1番出口より徒歩15分。
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GAYOSHIさんの口コミ
2023年12月12日に投稿されました。
徳川園は、愛知県名古屋市東区徳川町にある日本庭園。
隣接して、国宝の「源氏物語絵巻」の展示で有名な徳川美術館や、河内本『源氏物語』を所蔵する名古屋市蓬左文庫があります。

以前から「たびかん」には何度も「徳川園」の投稿をしております。
私は季節の草花を撮ることが好きなこともあり、年間5~6回、通算では30回以上、季節ごとにおじゃましているコアな利用者なのですが、まだまだ見ていない徳川園の風物もたくさんあります。
その一つが今回紹介させていただく、11月14日(火)~12月10日(日)に開催された「錦を纏う 徳川園紅葉祭」と題した、紅葉の時期にちなんだイベントです。

このイベントは、モミジが映える紅葉に合わせて、夜間は庭園のライトアップを行います。
また、「和紙人形展」「盆石展」「コンサート」、庭園のライトアップに合わせて和紙や織部焼きなどの陶器や竹製の行灯を使って園路を照らす「灯りみち」を園内各所に作るなど、紅葉の時期にちなんだ様々な催しを行い、よりいっそう日本庭園の魅力を感じられる企画になっています。
※但し、ライトアップの期間は11月17日(金)~11月19日(日)と23日(木祝)~11月26日(日)の期間のみ。

私が訪問したのは、11月23日(木祝)。
今年は暑い日が続いたこともあり、紅葉の色づき具合には、この時期まだ早く、池の周りはまずまず色づいていましたが、木立の覆われている滝のあたりはまだまだ色づき始めといった状態でした。

ただライトアップの企画は素晴らしく、和紙や織部焼きなどの陶器や竹製の行灯を使って園路を照らす「灯りみち」は、そこだけ見ればとても都心の施設の中とは思えない、風情のある田舎の街道という雰囲気です。
また今回初めての企画だと思うのですが、和傘のライトアップは、その色とりどりの和傘が暗闇に浮かび上がり、とても幻想的な情景で、たくさんの方が足を止めて撮影をしていました。


■開園時間
午前9時30分から午後5時30分 (入園は午後5時まで) 
但しイベント実施などにより時間延長する場合もあります。
■休園日
月曜日(祝日のときは直後の祝日でない日) 年末年始(12月29日から1月1日)
■入園料(蓬左文庫・徳川美術館の入園料は別途必要。共通のセット割引券有り)
一般/高校・大学生 300円 中学生以下無料。名古屋市内在住65歳以上の場合100円
■交通
●車の場合 徳川園駐車場(有料) 乗用車  82台(30分120円) 近くにコインパーキングも有ります。
●公共交通機関 JR中央本線、「大曽根」駅下車 南出口より徒歩10分。
地下鉄名城線「大曽根」駅下車3番出口より徒歩15分。
地下鉄桜通線「車道」駅下車 1番出口より徒歩15分。
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