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戦場ヶ原

戦場ヶ原

みんなの投稿画像(33件)

湯ノ湖に通じる湯滝沿いの道は封鎖である。
奇跡のタイミングでバスに間に合う。これを逃がしたら夕食はない。三人とも喝采する
ゴールが近いことを悟り全力で走りだす
食相が変わった。ヨシ原を抜けた!
ヨシ原の名前通りヨシばっかり
夕食と引き換えになるかもしれない景色。味わい深い
写真撮ってる余裕あるじゃねえかよ!と言われつつも置いてかれる
果てしない道が絶望を誘う。夕飯に間に合わない!!急げ!
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せんじょうがはら
戦場ヶ原
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〒321-1661
栃木県日光市中宮祠

日光国立公園内にある高層湿原。

山の神々がこの湿原を舞台に争ったという伝説に由来し「戦場ヶ原」という。

画像提供:あるぱ7216様

【その他キーワード】戦場ヶ原神戦譚 高山植物 ラムサール条約登録湿地
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みんなの口コミ(4件)

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場んでっとさんの口コミ
2020年12月16日に投稿されました。
果てしない道が絶望を誘う。夕飯に間に合わない!!急げ!
写真撮ってる余裕あるじゃねえかよ!と言われつつも置いてかれる
夕食と引き換えになるかもしれない景色。味わい深い
ヨシ原の名前通りヨシばっかり
食相が変わった。ヨシ原を抜けた!
ゴールが近いことを悟り全力で走りだす
奇跡のタイミングでバスに間に合う。これを逃がしたら夕食はない。三人とも喝采する
湯ノ湖に通じる湯滝沿いの道は封鎖である。
戦場ヶ原 ヨシの原。
ヨシ=アシである。
人は考える葦である、のあのアシ。
悪しを転じて良しとした植物の草原。
アシはお金という意味もあるので場んでっとさんはアシの呼び名の方が好きだ。
アシは何度倒れても折れることなく、何度でも立ち上がるのだ。
この日、場んでっとさんたちパーティのラストバトルのステージにふさわしい原っぱであった。

■概要

湯ノ湖に通じる湯滝の道が封鎖になっている。
湯滝分岐点から湯ノ湖に行きたければ120号線に出るしかない。
その120号線に出るための道の途中にあるのがこのヨシ原。
夕食に間に合うかどうかの瀬戸際の疾走バトルが始まる。
最後まであきらめない心、大事。

ヨシは根からほかの植物の成長を阻害する物質を発してその一帯を独占状態にする特徴がある。
荒川沿いでもおなじみの植物だが、周囲に山があって見渡す限り同じ植物だと立派に見える典型。
編むと丈夫なカゴとか作れる。


■旅の思い出

小田代ヶ原でパーティの面々が「バス乗りたい」と申告する中、場んでっとさんの弁舌が冴えた。

私たちの時間的余裕はもう二時間もない。
湯ノ湖までの残2.4kmは1時間あれば余裕のよっちゃん。
小田代ヶ原地点のバス停の時間表もみつからない。
しかも路線が異なるので2本は利用しないと宿には帰れない。
バスに乗ったら夕食には完全にありつけない。
徒歩が確実に食事に間に合うのだ。

力説した。
パーティの面々は納得してくれ、根性出して徒歩で帰ることになった。

が、湯ノ湖に通じる道が途中でふさがれていた。
ががーんがーんガガリーンである。
直線で宿に帰れない。
さらに、120号線に大回りしたら徒歩では絶対に間に合わない。
「120号線に出たらバスに乗りましょう」
「(うんうんうんうん)」
タイミングよくバスに間に合うかどうかは賭けである。
私たちは賭けに出た。

夕食の時間に間に合うかどうか、この戦場ヶ原ヨシ原が決死の行程となった。
ホテルは時間に間に合わなければ無情にもご飯を片付けてしまう。
ホテルとはそういう約束になっている。

疲れてしょんぼりしていた三人目が覚醒した。
道が封鎖されて火がついたのだ。
「このヨシ原知ってますか?!(地図がさがさ)」
「知ってます!来たことあります!バス停あります!この先!!」
リーダー発揮、先頭を走りだす。
パーティの面々はアヒルの雛のごとくちょこちょこと付いていく。
急げ急げ。

ヨシ原の果てが見えない。
もしかしたら夕食と引き換えになるかもしれない景色である。
この途方もない景色が我らを苦しめる。
素晴らしいと思うか、憎らしいと思うか。
よく分からないがテンションが上がる。
ラストバトルのステージになんともふさわしい壮大さである。
広いわ。
この広さが同時に絶望感をかもす。
間に合うんだろうか。


バス停についても徒労に終わるかもしれない。
我らパーティは夕食のことで一致団結、心はメシで一つになった。
諦めることは許されない。
希望がある限りは走るのだ。

最悪は非常食に持ち歩いているメロンパンとスティックパン、5個入りクリームパンを分け合って夕食だ。
自販機でビール買ってロビーで乾杯して飲もうではないか。
あ、コロナ禍だから会食はダメか。

ナップザックをざくざく鳴らせて走っているうちに植相が変わる。

ヨシ原を抜けた!
木立ゾーンに入る。
バスは平地でなければ走れない。
低木、灌木、笹原と、平地に近づけば近づくほどゴールが近い。

ラストスパートで三人目の姿が目の前から消えた。
追いつけない。
まだこんなに体力があったのか!!
驚愕である。

「バスに間に合ったら止めとくからー!!」
遠くから声が聞こえる。
能ある鷹は爪を隠していやがったのだ。
疲れを微塵も感じさせない走りである。
なんとも頼もしい。

急げ急げ!
急げ!

ざざっと横スライドして120号線に到着。
先に到着した三人目がバス停の時刻表を確認しようとしていた。

ぶろろろろーー。
そこにバス登場。

なんともいえないグッドタイミングである。
「マジか!!!」
「ありえん!!」
「最高だな!!」
「こんなことってあるのか!!」
口々に興奮で健闘をたたえ合う。
バチバチのハイタッチである。


■感想

「まるで学生時代に戻ったようだった」
夕食時(透明シートと除菌剤で三密回避)に三人目が旅の感想をこう述べた。
あのバスに乗れなければこうやって酒の杯を傾けていることもなかっただろう。
奥日光の旅は初めてであったが、何が記憶に残っているかと言ったらこのタイムトライアルの疾走であったろう。
天国と地獄の分かれ目である。
成功したらよかったものの失敗したら私たちは互いにいがみ合い、責任のなすりつけによる地獄絵図と化したかもしれない。
ほんの1分弱の違いが分け目となったのだ。
私たちのバトルのステージになった戦場ヶ原も大蛇と大ムカデの決戦の地であったという。
圧勝ということはなく、何日にもわたる攻防であったというからやはり分け目はわずかなものだったのかもしれない。
ワイン旨い旨いとガブガブ飲みながら楽しかったのでまた来たいなあと思ったのだった。
そのときもまたきっと走ってるだろう。
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場んでっとさんの口コミ
2020年12月01日に投稿されました。
湯川沿いの「大展望台」というビュースポットを目指す
散策路。ここもまた戦場ヶ原の中である。
歩きやすい道。足元に気を付ければスピードが出せる。
ビュースポット到達。男体山が見える。手入れの入ってない荒野などこんなものよ。
荒廃の美がある。荒れ地だ。
10月末、草紅葉はほぼ終わってる。枯れた光景が広がっている。
散策路に戻る。木々の間から戦場ヶ原の原っぱ(一応)が見える。
この道も戦場ヶ原。
戦場ヶ原が何かというとその一帯の地名である。
有名なのは広大な原っぱ(湿原。沼)。
景観が良いのでもてはやされている。
しかし、散策路も含めて戦場ヶ原である。
そこもかしこも戦場ヶ原。


■概要

有名どころは120号線の三本松バス停からの戦場ヶ原の景観であるが、あえて外す。

大本命は小田代ヶ原である。

地形的にも植物相的にも、戦場ヶ原と小田代ヶ原はほぼ同一で間違いないであろう(マップがさがさ。
ならばなぜ名前が違うのだろうか。
分けている理由があるはずだ。)。
三人目の道連れが「小田代ヶ原への道を知っている」と言うのでこの機会を逃がす手はない。
120号線沿いはソロでも歩ける。
初心、行程に危険度が増す道のりは先導者がいる複数人で挑むのがセオリーだ。

赤沼から小田代ヶ原(鹿よけネットのポイントを目指す)に抜ける散策路の途中で戦場ヶ原のビュースポットを発見、休憩することにしたのであった(これはマップには載ってない)。


■感想

今回のパーティはコロナ禍を恐れない命知らずばかりが揃ったと思ったがそうでもなかった。
ここ戦場ヶ原のビュースポットは多数のベンチが用意されている。
我がパーティはそれぞれが別のベンチに座り、あまつさえ顔を向ける方向を違えるという気づかいようを見せていた。
地味に感動した。
場んでっとさんもそれに倣う。

まだ電波はかろうじて届く。
夕飯までのリミットはあと2時間20分。
三人目がじりじりと時間を気にしている様子が伺える。
ここらのバスは本数が少ない。
バスで帰れるかどうかぎりぎりのぎりになってきた。


休憩しながらマップを確認するとあと少しで小田代ヶ原である。
時間にして20分もあれば十分だろう。
戦場ヶ原と小田代ヶ原はとても近距離だ。
さてさて、帰りの行路を確認しようか。

全行程を完歩しようと野望を持っている場んでっとさんはgooglemapで恐ろしいものを見つけてしまう。

小田代ヶ原にバス停がある。

これに気づかれると、三人目がバスを使って離脱する可能性が高まってきた。
やばい。
楽しいハイキングがそろそろ終わってしまう。


写真映えするので戦場ヶ原は人気スポットだが綺麗な場所ばかりではない。
ほぼ荒れ地のようになっているビュースポットは生態系が良く見て取れる。
このあたり、つる植物がほぼない。
つる植物は自然界のカサブタと呼ばれ、荒廃した場合にいち早く茂るのだ。
なんでつる植物生えてないんだろうなあ。

また湿地帯であるのに地面が凄く乾いてる。
ササ(水をとても吸収する。からっからっになる)があるせいもあるが、元湖だけが湿地として活躍している、という理解でいいのだろうか。

湿地は一面ススキばかりが見える。
アシが生えているのかよく分からない。
(写真拡大したらススキじゃないずら!!茶色の丈の長い草はアシだ!!)
機会があればもっと近くで見てみたいものだ。
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場んでっとさんの口コミ
2020年12月01日に投稿されました。
竜頭の滝から川を上流に沿って歩く
途中の湯川の流れ。
写真を撮りまくるのでペースが遅い
売店
120号線のバス停
男体山
バス停からの戦場ヶ原の景色
休憩所。トイレがある。
竜頭の滝から散策路を歩いて120号線沿いの戦場ヶ原(赤沼地点)に赴く。
目的はトイレ休憩である。
戦場ヶ原(元は湖)はでかい。
ビューポイントは複数ある。
120号線沿いからは男体山と湿原が望める。


■概要

ふらふらと都内を散策して回った知識と体験がここで生きる。
竜頭の滝から戦場ヶ原に行くまでのササ薮、これはニッコウザサではないだろうか(親指と人差し指でつまむ)。
ニッコウザサは練馬の名士、植物博士の牧野富太郎氏(名誉東京都民。高知出身者の名誉は東京がいただく。)が命名したものである。
牧野博士は12子の子だくさんにして小学校中退でありながら理学博士、そして94歳で大往生の偉人である。
練馬の牧野富太郎植物園に行ったから縁があるのだ。
牧野先生、牧野先生の足跡を感じます。
たぶん、ニッコウザサ。
ニッコウザサじゃないかな。たぶん。
分からない。でもそうだといいな。
おそらくは初めて見た感じ。
(ササの区別なんかようつかない)

■感想

三人目のメンバーがクマよけの鈴を持っていたため巡礼信者のようにちりんちりん鳴らしながら赤沼茶屋に到達した。
この行程はすれ違う人も少なく、ソロ客が多い印象である。
クマ注意の看板もあったし、ラジオかクマ鈴がないと心もとない。
喋り続けるのは体力がいる。
ここまでの道のりはまだ電波が入る。


戦場ヶ原はどでかいので一帯全部がどこでも戦場ヶ原である。
ビュー名所は各地にある。
「あ、ここ素敵?」となっても広大過ぎてピンポイントを外したりたどり着けない可能性が大きいので期待はあまり持たない方がよいかもしれない。


本来ならば湯ノ湖から120号線を下って戦場ヶ原に到達する予定だったが三人目の提案によりこのコースになったのである。
竜頭の滝から写真を爆撮りしつつゆっくり歩いて1時間半。

このペースでは夕飯に間に合わないのが明白となった。

固い表情の三人目がぼそっと
「自分は途中で外れます。バス乗ります」
と呟いたのを場んでっとは聞き逃さない。
夕飯への危機感がダダ洩れである。
絶対に逃がさない。
このコースを歩くのは初めてだ。
先導がいなくなってどうするつもりでしょうか。
場んでっとさんが三人目に地獄まで付き合ってもらう決意を持った瞬間である。
逃がさない。
ぎりぎりのぎりぎりまで付き合ってもらう所存である。

戦場ヶ原は元は湖。
あとから草が生えてきた湿原だ。
平らになっているところはどろどろの沼地なのだろう。
背の高い植物が生えづらく、そのため景観が良くなっている場所はヤバいのだ。
入ってはいけない。
最悪は沈む。
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