岩根橋

宮沢賢治の童話「銀河鉄道の夜」のモデルとなった鉄道橋といえば遠野市宮守町の宮守川橋梁（めがね橋）が有名ですが、同じ宮守町にもう一か所モデルになったといわれてる場所があると知りました。

花巻市から国道283号を宮守川橋梁（めがね橋）に向かう途中にある達曽部川橋梁（岩根橋）がそれですが、この場所は国道と鉄道が同じ高さを走っているため見逃してしまうと思います。

目印は近くにある岩根橋駅と橋の説明書きの看板です。
橋の姿を見るには沢の流れる橋の下まで下りる必要があります。しっかりと道が整備されてるわけではないので注意して進みましょう。

橋の姿を見て納得、何度も見た宮守川橋梁（めがね橋）にそっくりです。これはどちらがモデルになってもおかしくない風景です。答えは宮沢賢治のみが知るのではないでしょうか。

道の駅や公園として整備されている宮守川橋梁（めがね橋）の方に観光客が集まるのはしかたのないことですが、この岩根橋も負けないくらいの絶景スポットだと思います。
4月からはSLも走るそうなので、宮沢賢治ファンや鉄道ファンの方はこの場所から写真を撮ってみてはいかがでしょうか。
綺麗な川が流れ、ついつい時間を忘れて見入ってしまうような場所です。

遠野観光・花巻観光の際、めがね橋を見た帰りには岩根橋も忘れずに見て行ってください、あなたはどちらの橋に銀河鉄道の夜を思いうかべるでしょうか。

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