
10点
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- てうりとう
天売島
苫前郡羽幌町にある羽幌港の西30kmの日本海に浮かぶ島。
海鳥の繁殖地としても有名。
画像提供:あるぱ7216様
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羽幌町の羽幌港から、高速船や「フェリーおろろん2」に乗船し、1時間余りで到着する「天売島」。
天売港には、シンボルの「オロロン鳥(ウミガラス)」の巨大なデコイが目に入ります。(注:ペンギンではありません・笑)
島内観光は、港で観光タクシーや、有料でレンタルバイクやサイクリングがあります。
島の西側にある赤岩展望台・海鳥観察小屋・観音崎展望台は、断崖絶壁と、遥かな日本海の大海原が望める景勝地で、潮風やきれいな空気に、心から癒されます。
他には資料館や釣り、バードウオッチングもできて、マッタリする事が出来る島です。
特筆すべきは、5〜7月に行われる「ウトウ ナイトウオッチング」ツアーは、わざわざこれを見るために、国内外から沢山の観光客が訪れ、また、「子供に見せたい野生動物の姿」などと言われている、知る人ぞ知るツアーです。
昼間に赤岩展望台を訪れると、この付近は沢山の穴が開いてますが、これは鳩くらいの大きさの”ウトウ”と言う海鳥が開けた穴です。
天売島は世界的な”ウトウ”の大繁殖地で、5月中旬〜7月の夕方頃は、巣穴で待つ雛にエサの小魚を運ぶため、数十万羽(30万〜60万羽らしい)のウトウが小魚を咥えて、一斉帰巣しますが、その巣の近くにはカモメが待ち構えていて、小魚を咥えて巣に入ろうとするウトウとのバトルは、非常に見物です。
中にはせっかく持ち帰った小魚を、カモメに奪われたウトウ(カモメがウトウより体が大きく強い)も観察できますが、奪われたウトウは怒る様子も無く、キョトンとしてます。
「雛がお腹をすかせて死ぬんじゃないか!!!」
と観光客の皆さんは心配しますが、雛は3日くらいエサが無くても大丈夫らしいです。
また観察場所を守らず撮影に夢中になると、帰巣するウトウに体当たりされたり(不意打ちを食らうのでカナリ痛いらしいです)、ウンチ爆弾を食らうなど、散々な目にあう可能性があります。
親鳥が雛にエサを与えるため巣に戻る前は、物凄い”必至さ”が伝わりますが、無事にウトウが巣穴に戻り、雛にエサを与えると、人間を怖がる様子も無く巣穴から出て、道路で「ぼ〜っ」としているので、その時のウトウ撮影は簡単です。
(ぼ〜っとするなんて、野生の海鳥とは思えないですが、触ってはイケマセン!!!!)
この時期ならではの、まさにココでしか見る事が出来ない、野生動物が間近で見る事が出来るツアーですが、想像を超えたウトウの行動や帰巣本能を観察していると、とても面白く、あっと言う間にウオッチング時間が終了します。
しかしそれ以上に、雛を育てる親鳥の姿に感心し、感動を与えてくれます。
ウトウも人間も、「その姿は同じだな〜〜〜。」って思いますが、観光客の皆さんもそれを感じられたのでしょうか、大満足の表情でした。
海鳥に興味が無くても、ウニなどの海産物が豊富な天売島は、驚くほどの格安で、新鮮な活きたウニ(6月頃の解禁から・・・。との事です!!!)を食べる事ができます。
ウニ以外の海産物も大変美味ですが、食する目的だけでも訪れたくなる島です。
※「ウトウナイトウオッチング」ツアーは、バス送迎とガイド付きで、羽幌港や天売島の観光案内所、宿泊施設で当日予約できます。
※この観光スポットの感想口コミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。
近くの観光スポット
〒078-3871
北海道苫前郡羽幌町焼尻

0点
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〒078-3701
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8点
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北海道苫前郡羽幌町北三条1-29

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0点
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北海道留萌郡小平町鬼鹿広富

7.3点
天売島からの距離:約42.1km
〒098-3534
北海道天塩郡遠別町字富士見46-1

9点
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〒077-0005
北海道留萌市船場町2-114

0点
天売島からの距離:約59.7km
「天売島からの距離」は、緯度経度のデータから計算したおよその直線距離です。実際の距離とは異なる可能性がありますので、ご了承ください。
北海道観光スポットの最新の口コミ
菜の花が一面に広がる光景
とても素晴く、こんなに近場で眺める事がで来てとても
うれしい~限りでした。
そよ風吹く菜の花がゆらゆら揺れる…ちょっとした事も また良ですね???? ????
ロープウェイで登れますが、麓から登山も可能です。
夜はとても混み合います。でもあの独特のくびれのある形の夜景は、絶品だと思います。
大きな人造湖ですが、入り組んだ岸、北欧風な風景がすばらしいです。キャンプ場も素敵でした。
世界に一つだけの旅エピソード
ツアーで2月末に阿寒湖に行ってきました。
阿寒湖は完全氷結していて、夜にはその上で旅行会社主催のイベントが行われていました。甘酒や豚汁のサービスがありました。その他にかまくらや氷で作った像などがありました。
そして5、6分間の花火があったのですが、思っていた以上に華やかな花火でした。阿寒の氷点下二桁台の寒空は非常に澄んでいて、と...
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