JR貨物四日市駅コンテナ基地

JR四日市駅は、三重県四日市市本町にある、JR東海・JR貨物の関西本線の駅です。
また、第三セクター鉄道である伊勢鉄道の起点駅でもあります。

今回はそれら鉄道の中でも、通常乗り降りするホームから、また駅横の道路から一望出来る貨物駅として、撮り鉄の間では有名な、ＪＲ貨物四日市駅コンテナ基地を紹介します。

このＪＲ貨物四日市駅コンテナ基地、コンテナホームは4面、コンテナ荷役線は7線、ホームは、駅舎に近い側から島式1面2線、単式1面1線、島式1面2線、単式1面2線の順に配置されています。
最も東側のホームは海上コンテナ・大型コンテナ専用で、またホームの北端に、営業窓口のJR貨物四日市営業所があります。

駅構内北端からはコスモ石油専用線が分岐し、本線東側に沿って北上。
専用線の終端、三滝川付近に同社四日市製油所のタンク車用石油荷役線が4本あり、石油製品の積み込みが行われています。荷役を終えたタンク車はJR貨物のディーゼル機関車により発送されます。

また、駅構内南端からは旧四日市港駅へ向かう側線が分岐し、太平洋セメント専用線が接続。専用線の終端には太平洋セメント藤原工場四日市出荷センターのセメント荷役設備があり、入換作業は太平洋セメントが保有するディーゼル機関車が行います。

鉄道や貨物に興味が無い方にとっては「なんのこっちゃ」という感じでしょうが、マニアにとっては、通常出入りできる場所から至近距離で見ることが出来るこのＪＲ貨物四日市駅コンテナ基地は貴重な、そして一日楽しめる憩いの場なのです。

そしてマニアだけでなく、電車好きの小さいお子さんにも絶対喜んでもらえるワンダーランドでもあります。

関西本線四日市駅停車及び通過時には、車窓からも見ることが出来ますので、この線を利用することがあれば、一度意識してご覧になってみて下さい。

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