国府遺跡

　石川と大和側が合流する地点の西側に住宅地がある。住宅地内を歩くと、ポッカリと開けた空き地が現れる。
　一見公園のようにも見えるが遊具の類は一切ありません。

　ここが国府遺跡で、『こういせき』と読むらしい。

　約２万年前の旧石器時代から縄文、弥生時代等の気の遠くなるような長い歴史の中で人々が生活していた痕跡が残る場所で、９０体にも及ぶ人骨が発見されたという。

　遺跡の場所には簡単な案内板だけで詳しい説明板は無い。ただし、古墳巡りのスタンプはありました。

　遺跡の真ん中付近に石碑が立っていたが何の石碑かは不明。
　ネットで調べると『義侠熊田氏之碑』だそうで、鉄道敷設に関する仕事を請け負っていた熊田さんが土地の農民の皆さんにも仕事を紹介し、皆が潤った・・・という記録があるそうで遺跡とは関係が無いみたいです。

　最寄りの近鉄南大阪線土師ノ里駅からは歩いて１０分程度ですが、町中の比較的狭い道路を通行することになり、事前に地図で調べて行く方が良いが、スマホをお持ちの方はこの限りではありません。

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