憲政記念館

都内の義務教育中の小中学生が社会学習に訪れる。
初夏頃にだだっぴろい庭で持参のお弁当を食べてる学生服姿が見られる。
たぶん遠足を兼ねているんだろう。
のどかである。

自販機で水が売ってる。
備え付けの無料の冷水機でも冷たい水道水が飲める。
金持ちにも貧乏人にも等しく水を飲むチャンスを与えており、「これが法の下の平等！！」と場んでっとさんを感動させた。


■概要
地方から引っ越してきて暇を持て余した学生や都下の僻地八王子なんかから国会議事堂見物のついでに足を伸ばされる副次的な施設。
旅の主役にはなかなかなれそうもない。
議会席の再現セットが本物なので自撮りが捗る。
いえーいぴーすぴーすぱしゃぱしゃぱしゃ。

■交通手段
各駅からタクシーか徒歩。
公共交通機関が貧弱、がっでむ。
JR東京駅から3-4kmぐらい。たぶん。

■見所
本物の議員席や議長席を使った国会席が目玉。
ごっこしたくなるよね、ごっこ。
でも人いないし一緒に行ってくれる奇特な人間もいないから、やたら寂しい自撮りがはかどってしまう。
ぼっち行動をたぶん監視カメラなんかで受付の人に見られていることだろう。へへっ。

一階は入り口から入って右手に会議室が二つぐらいあってよく使われている。
空いてるのはあんま見たことない。
会議する場所のない貧乏野党や一般向けでない講演会なんかに使われている。

二階が資料室になっており「平成」や「令和」の書道作品が掲示されている。
資料の劣化を防ぐために暗い。
それ以外の資料が何があったかはすぐ忘れてしまう。
記憶にマジ残らない。インパクトが足りない展示物ばかりだ。
教養があったら有名人に会えたようか感動が押し寄せるのかも知れない。
無教養には豚に真珠な展示物群である。

■感想
夏は超穴場だ。ほどよくクーラーが効いてる。
人がいない。休憩のための椅子はたくさんある。
外に出たところに一応食堂もある。
長居は怪訝な顔をされるが追い出されることはあんまりない。
…ないかな。マークはされる。うん、される。
一時期何日もだらだらしていた。だって涼しい。
日に当たりたくないなら籠もるには最適だ。

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