東京都中央卸売市場 豊島市場

都民に卸売市場と生鮮食料品への啓蒙するために毎年10月か11月に市場まつりを開催している。
しかしコロナ禍で長いこと休止していた。
令和5年、市場まつり復活。
にぎわいを取り戻した。
雨天決行。


■概要

令和2年度から開催を休止・縮小していたが、令和5年に4年ぶりに復活。
今年度は、5か所で開催される。
品川、豊島、板橋、淀橋、葛西の5か所である。
ふるって参加しよう。


■感想

野菜がお高い。
異常気象の猛暑により野菜も花も生育が悪かったのだ。
おかげで栄養が偏る。

お野菜、食べたい。
具体的にはじゃがいも欲しい。

という切実な気持ちを叶えるために豊島市場まつりに出掛けた。

目当ては有料ゲームである。
賞品は野菜である。

1000円投資してメークイン20㎏+炊き込みご飯の素を入手するのに成功した。
今夜からさっそくフライドポテト。
明日は北海道クリームシチュー。
その他じゃがいもづくしの生活が始まる。
はっぴーはっぴー。

●感想2
10時開始だと思ったら9時開始だった。
慌てて10時に到着して300円輪投げ会場に向かうも締め切られた後だった。
「賞品が残ったら参加さしたげる」
との言葉にひたすら待つ。
幸いなことに特賞メークイン10ｋｇが最後まで複数残った。
まつり敷地内でも特価1ｋｇ200円相当。
絶対に欲しいので人がいないことをいいことに3回参加、合計20ｋｇをゲットした。
あり得ない値段で手に入れてしまった。
本当に運がいい。


●有料ゲーム

・100円ダーツゲーム
小学生以下限定で参加可能。
特賞メロン（網目のあるお高いメロン）。

小学校高学年は一番後ろから、小さい子は前から。
くっ付くボールを投げられる。
ぬるいゲームである。

しかし小さい子供は腕力ないため的にすら届かない。
ぼとん。
しょんぼり。

でも、はずれなし。
残念賞でもなんか野菜が貰える。
と思ったら目の前で小学生の高学年がメロンをぶちあてていた。
お母さんにっこり。


●200円ルーレットゲーム
カレー野菜400-500円分が当たる。
特賞はなんかの果物。
ハズレなし。


●300円輪投げ
一番人気の輪投げ。
特賞はメークイン10ｋｇ（時価2500-3000円相当）。
その他は、キャベツ2個（400円相当）、餅（500-600円相当）、キャベツ1個+タマネギ（600円相当）、玉ねぎ5ｋｇ（1000円相当）、などなど大物が揃う。
キャリー必須。

●感想3
コロナ禍の不況がコモディイイダさんを襲う。
例年の投げ売りを止めてそこそこ安い感じ。
でも、モノによってはかなり安い。
モントン100円。
缶詰りんご50円。
キットカット50円。
などなど掘り出し物がある。
しかし売れてない。
板橋で売り出す課題にしよう、とかなんとか会話が聞こえてくる。

●感想4
公設市場なので担当らしき都職員も見回りに来てる。
売れてなさそうな店でカゴいっぱいに大量買いしてる姿に好感を抱いた。
萩の月、ぜんぜん売れてなかった。

通常は免許を持ってない一般人は市場内でのお買い物はできない。

しかし、毎年11月上旬に開催される「市場まつり」では敷地が解放され、
激安で野菜果物衣料品日用品を購入できるようになっている。

■平素
警備員にがっちり警備されていて入場できない。
無理狼藉を働くと捕まる。

■市場まつり
時期が近づくと市場周囲にA4かB5のカラーポスターが掲示される。
地域住民はこれを見て日付を確認、お買い物に参戦する。
webの都プレスが細々と宣伝してるが文字だけの宣伝なのであまり目立ってない。

開催時期は例年11月だが、令和元年度の開催は10月だった。
9月後半には日程が確定するはずなので市場周辺かwebをチェックしよう。


■感想
豊島市場まつりを語るに、まず「コモディイイダ」の存在なくしては語れない。
コモディイイダが何かと簡単に言うと、23区発祥の地場産業。
生鮮食料品を扱うスーパーである。

同様形態の地場産業に「みらべる」があるが、
みらべるとの相違点は歴史の長さと岩盤のように硬い堅実な経営にある。

−2019年に100周年を迎えた借入金無しの無借金経営。

コモディイイダは、誰にも頭を下げることなくレッドカーペットを歩き続ける偉大なスーパーマーケットなのである。
（朝っぱらから半額パンを売ってくれるので出勤前にかなりお世話になっていた。優しいイイダオジサン…。）

コモディイイダに北海道のセコマのような名物商品はないが、
地域の中小企業の商品を積極的に仕入れて売ったり、
地域を盛り上げるための宣伝POPを手作ったり、
地域おこしがなかなかに手堅い。
ここで買い物していると、生まれは別でも、ついつい郷土心が芽生えてしまう。
身も心も23区民になってしまいそうだ。
(*'ω'*)きゅんっ。

で、そのコモディイイダである。
商品構成の9割が生鮮食品、残り1割が日用品や衣類である。
市場祭りでは、生鮮食品以外の商品が大放出される。
例を挙げると、
蛍光剤入りホワイト洗剤1kg100円、
20mラップ50円、
プラスチック洗濯物干し40ピンが300円、
トイレットペーパー12ロール198円…。
衣類もパジャマ1000円、
肌着100円、羽根布団2980円、
ズボン500円などなどに至るまで、すべてが消費税無し。
大盤振る舞いの在庫処分。
どう考えても赤字だろうと思われる値段で品物が並んでいる（一年分の日用品をこの日に買う地域住民もいる）。
近くにいるなら取り敢えず足を運ぶとよいだろう。

■感想2
豊島市場まつりでは多彩な野菜果物が販売される。
元々が市場なので野菜果物の販売はとても充実しているのだ。
ジャガイモの10?箱売りなど「どうやって持って帰るんだ！」「ガラガラないとダメな奴ですやん！」と叫びたくもなる。
たとえ袋売りだとて、あちらは少量売りのつもりなのだろうが、がっつり大量に入っている。
「小銭でそこそこ入ってればええんや…」
という人には300円のルーレットやボール当てを推奨したい。ハズレなし。
当たれば野菜の詰め合わせや高級果物がゲットだぜ。
（メロンとか当たっちゃうんだよ。）

■感想3
屋台も出ている。
フランクフルトから焼きそば、カレー、ステーキなど市場の本領を発揮している。
場内の椅子に座って親子で昼食を摂るものも少なくない。
高級花木や大物植物の模擬競り市を眺めながら立ち食いするのもいいだろう。
（2019年は荒天のため品物の仕入れが間に合わず模擬競り市は中止。）

■感想4
出し物は地元小中学校やスポーツクラブが和太鼓演奏やダンス披露してくれる。
最近ではアイドルも来てくれる。
屋外公演に飛沫に濡れながら演じてくれて頭が下がる。


■感想5
これは大事なことである。
雨天決行である。
台風で交通機関が営業停止にならなければ横殴りの雨でも開催される。

浮間公園の管理事務所前つつじ山がちょうど満開。 バス停から近い公園入口のウェルカムツツジ（白）はGW頃に満開になるだろう。 ■感想 2024/04/21来訪。...（続きを読む）

高所を通行中、もしも地震が起きたらもしも突風が吹いたら、と怖い想像しながら歩いてしまう。 何度も高いところに挑戦するが一向に慣れない。 ■概要 芝...（続きを読む）

放課後に学生がわざわざ電車に乗って青春しにやってくる名物公園である。 4月中盤にもなると、新卒採用の新社会人が夕陽を見て自身を発奮する場面もよく見られる...（続きを読む）