東村山中央公園

西武多摩湖線利用者なら見慣れているであろう線路沿いの細長い公園。
武蔵野＝「どこまでもつづく原野」の雰囲気が垣間見える。
（10年も放置したらあっという間に原野に戻ることは間違いない。東京都が滅んだら草ぼーぼーになった姿をぜひぜひ見てみたい。
秋冬に月が昇ると最高。
人間滅べと言わんばかり寂しくも神々しい。）
秋から冬にかけてのうら寂しい風景は500年前の空気とほぼ同じではないだろうか。
昔は風情をもって寂寞（せきばく。ひっそりとして寂しいさま。）と呼ばれていた。
つまり歴史をもって寂しい場所なのである。


■概要
現役の東村山市長が近隣に住まっているらしく健康ウォーキングのために出没しているとの情報がある。
場んでっとさんは市長のファンなのでラッキーイベントを求めて時計広場まわりを時々ウロウロしているがまだ遭遇してない。
ポケモン狩りばかりがはかどっている。

東京の区長、市長レベルはわりと公園や市街をホイホイ出歩いている。
中には帰り道に半額総菜を買ってる区長もいるそうだ。
場んでっとさんですら住んでる場所の区長に求めてもないのに遭遇したり話しかけられたりしている（向こうは覚えてないだろう。誰にでも話しかけてるようだ）。
出会う人は出会うし、出会わない人は出会わない。
運命による。


■感想
繁華街も主要産業もない東村山市は埼玉と東京のベッドダウン的位置づけであり、しいて言えば西武園（遊園地）とダムが名物である。
東村山中央公園は棒にも箸にも引っかからないうら寂しい公園ではあるが市長が出没しているので場んでっとさんの中ではレア度が増している。

公園的にはだだっぴろい広場があるばかりでつまらない。
これといって特徴は少ないが園内をうろつくと掲示板の掲示の多さ（ネットにつながってない市民向けに情報量が多い）、
中心の木を七夕やクリスマスの飾りつけしてイベントを楽しむなど素朴で可愛らしくほのぼのとする。

秋冬の月夜は寂寥感がやっぱり最高に良い。

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