湯田ダム（錦秋湖）

西和賀町の湯田ダム（錦秋湖）は岩手県北上市から秋田県横手市へと通じる国道107号が走り、道の駅や秋田自動車道のサービスエリアもあり、秋田県への行き帰りや観光、食事によく訪れる場所です。

私は今年、冬・夏・秋と錦秋湖へと行ってきました。
冬の西和賀町は豪雪地帯で、岩手県内の町ではもっとも早くに雪が降る場所です。
紅葉が終わると同時くらいに雪が降り始めるので、11月に行くのならタイヤ交換はしておいたほうが良いでしょう。
真冬の湯田ダムは湖面が氷り、壁面にも雪が積もります。白くなった世界がなかなか綺麗なので、天気の良い日に写真撮影に行ったりしてました。

夏の減水期には貯砂ダムの錦秋湖大滝が姿を現します。
7月～10月初めあたりまで一般開放（9:00～16:30）して、滝の裏側の通路を歩くことができるんです。
暑かった今年の夏も滝の裏側に入ればとっても涼しかったです。ただしけっこう水がかかるのでご注意を。
夜（18:30～21:00）は滝のライトアップも行われます。
数年前から話題になりまして、たくさんの人が訪れる人気夜景スポットとなりました。
私が行ったときは雨の翌日で水量があったため、滝は低くなってましたが、七色に光るライトアップがとても綺麗でした。

秋、11月初めに終わりかけの紅葉を見に向かいました。
錦秋湖は岩手県を代表する紅葉スポットでもあり、この時期が一番観光客で賑わうのではないでしょうか。
寒い場所ですので紅葉の時期も他より早いです。

この日は午前中は天気が悪かったのですが、午後は晴れ予報だったので、まずは錦秋湖に流れる和賀川にある景勝地の弁天島を訪ねてみました。
清流の真ん中にある自然の島に赤い橋がかかり、神社が建てられています。

昼食には新蕎麦を食べて、あとは温泉に入って天気になるのを待つことにしました。西和賀は温泉地なんです。
すると予報どおり青空が見えてきました。
まずは錦秋湖のほとりの西和賀町の中心地へ。ここには温泉付きのJRの駅「ほっとゆだ」がありますが、私が行ったときは源泉のトラブルのため休館してました。残念。（11月20日より営業を再開したようです。）

あとは帰りながら錦秋湖の紅葉を見れる場所を探しました。
車で走りながら綺麗な場所はたくさんあったのですが、交通量の多い国道のため路上駐車するわけにもいかず、とりあえずサービスエリアへと向かう橋の上へ。ここは視界も広く、紅葉が終わりかけでも紅い山々や青空が映る湖面の景色がなかなか良かったです。
すると続々と車がやってきて、皆さん同じように橋の上から景色を眺めていました。

今年は天候と休みが合わず、最盛期の錦秋湖の紅葉を見ることができませんでしたので、それは来年の課題にしようと思いました。

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