東有年・沖田遺跡公園

秋の花“コスモス”を愛でに！

令和 2年10月25日（日）　天候：晴れ

　赤穂市北部にある歴史と自然に囲まれた長閑な田園地帯に色とりどりに咲き誇る❝有年コスモス畑❞があります。

　このコスモス畑は、弥生式後期と、古墳時代の竪穴式住居を復元した『東有年・沖田遺跡公園』周辺の休耕田を利用して地元の人々が“コスモス”の花たちが咲き誇る美しい花の里をつくりあげ、多くの人たちを楽しませているようでした。

　私達が訪ねた日、遺跡公園の東側には彩り豊かに咲き揃う“コスモス”の花たちが秋風に揺れながら可愛く出迎えてくれました。

　農道を少し進む...と、ピンクや白の“コスモス”が咲く農道の傍らに〔枝豆〕と書かれたのぼり旗を掲げ、地元の方たち数人でお米（新米）や枝豆（黒豆）を販売されていました。

　巧みな呼び込みに「かみさん」が立ち止まり…枝豆を眺めていました。
　「かみさん」がお米や枝豆を物色していると、同年代と思われる方が私に話しかけて来られました。

　今年は少し狭い範囲の“コスモス畑”でな～・・・の言葉から始まりました。

　例年、遺跡公園の広場で〚花と農の里・田園ふれあいまつり〛が催され、和太鼓によるオープニング演奏から始まり地元の園児、児童たちによる可愛いダンスが披露されるそうです。
　その後、もち投げや農作物が当たる抽選会もあるとの事でした。
　また、農道脇で地産の野菜や名産の味噌も直売され、それらを買い求める人たちで大変賑わうそうです...が、今年はコロナウイルス対策のため、すべて中止になったそうです。
　そして、この時期に咲き誇る“コスモス畑”も1/2まで縮小して開催しているのですよ...と、事細やかに話して下さいました。

　その間「かみさん」は、レジ袋いっぱいに枝豆を買い求めていました。

　　　　　“コスモス畑”をめぐります！

　あぜ道を歩きながら可愛く咲いた花たちを愛で、秋の陽ざしに照り映える“コスモス”を古代の住居を背景に撮りつづけて行きます。

　その時、花園の中を地元の小学生と思われる兄弟2人がカメラ片手に撮影スポットを探している様子・・・その時、足を停め、弟をコスモス畑を背景にして、❛パチリ❜...と、撮っていました。
　その姿がとても微笑ましく思え…私も❛パチリ❜...と、一枚撮っておきました。

　秋晴れの日曜日...です・・・陽が高くなるにつれ、“コスモス畑”が賑やかになってきました。

　小さな子供を連れた若いお母さんや、中高年のカップルが、綺麗に咲いた“コスモス”の花たちを愛でに来られていました。

　私達も狭いあぜ道を歩きながら花園をめぐります...が、今年の“コスモス畑”は例年の半分以下となっており、僅かな時間で観終えてしまいました。

　そして、次に向かったのは…沖田遺跡公園内に建ち並ぶ古墳ムラと弥生ムラ史跡の散策です。

　この地は、縄文後期から室町時代にかけて多くの遺跡が見つかったとされる処で、当時の住居6棟が再現されています。
　
　この遺跡は1992年、県の文化財に指定されています。

　
　綺麗に咲いた“コスモス”の花たちを愛で、そして、沖田遺跡公園の中をも散策でき、‘ゆっくり’...と、したひと時を楽しませて戴きました(*^-^*)


営業日（管理棟）：10:00~16:00 　休園日：毎週火曜日（祝日の場合は翌日）・年末年始
入園料は無料です。

アクセス
電車：JR有年駅～国道2号線を西に約2.5㎞です。
車：山陽自動車道「竜野西IC」～国道2号線を西に進み「東有年（信号）」を左折約500mです。

施設
無料駐車場（12～13台程度）・休憩所：管理棟と、遺跡公園の中にベンチが数基あります。
トイレ：管理棟の横にあります。

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