渡良瀬橋

聖地、渡良瀬橋。もう28年前の歌だが今もって中高年の心を捉えて離さない。駅から徒歩40分強。渡良瀬橋と歌詞の碑と渡良瀬川の観光まで出来ちゃうお得三点セットをぜひお試しください。

■概要
歌詞の通りに実在するスポットを回るのが聖地巡礼。
マップらしいものがないので下調べしないと制覇は難しい。
礼拝は歌詞の碑、渡良瀬川、渡良瀬橋のお得簡易三点セットで済まされる事例が多い。

■感想
泣けてくる。
歌碑のところでボタンをぽちっと押すとメロディが流れてくる。
足利の景色、人情、衰退が一気に流れて混んできて情動が動く。
ぼろぼろと泣けてくる。
熊本県人の作ったフィクションの歌がなぜこんなにも人の心を動かすのか。

昼間に足利市を観光に回ったときに、
一族の人が先祖のことをつづった石碑を建てたりしていたのを見た。
とてもとても大事にされている土地だ。
そして衰退が激しい。
ひっそりと過疎化が進んでいる。

「あなたはここに住まない。じゃあ別れるわ。私はここで生きるから」
と足利市民の女が結婚よりも土地を選ぶ歌だ。
他県民に拒絶された土地、足利。

フィクションの歌詞であるが、
生まれ育った土地に対する強烈な愛を歌っている。
実際に見て回ったが、この土地を取るとは相当大愛してることだろう。
場んでっとさんは隕石が落ちてきたようにボロボロに衰退した故郷を飛び出してもう帰る場所がないのだが、心中覚悟の凄い歌だと感動した。

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