グレープヒルスポーツ公園

緊急事態で公園などの屋外施設さえ閉鎖。

　外の空気を吸いたい欲求がつのるのは若者も高齢者も同じ。

　朝から、川の堤防で人の少ないエリアを選んで歩く。

　午後からはグレープヒル公園を覗いてみた。

　グレープヒルという名前の由来は、この周辺一帯が延々と続く葡萄畑であるからだと思う。

　入口は閉鎖されておらず駐車場も開いていた。

　施設はすべて閉鎖されているが唯一ジョギングコースでは一人の男性が走っていた。

　広いグラウンドを周回するコースで一周５００メートル。高低差は無いので同じペースで走れるのが良い。

キャンプ場や子供用の公園があるが、これも閉鎖。

　散策していると古墳の案内板が目に入った。

　小高い丘に登ると数基の古墳があった。この公園の造成時に発見されたらしい。
　面白いのは入り口にミニチュア炊飯セット、鍋や釜、お碗などの副葬品が発見されたこと。
　あちこち古墳を見たがミニチュア炊飯セットは初めて聞いた。

　この古墳群の上や、ジョギングコース脇に東屋もあって休憩も可能になっているが、今はただ寂しいかぎりの風景。

　一日も早く人々が戻ってこられる日が来るように祈るばかりだ。