石尊山（烏岳）

石尊山という山は日本中に沢山ある。越生の石尊山はふもとから最短600ｍで超登りやすく景観抜群の推せる山である。

■概要
富士信仰のある山。
頂上に富士仙元大菩薩と書かれた碑と富士塚が設けられている。
安産と子育ての神である。
石尊山の上に小さな富士山があると思ってよいのではないだろうか。
なるほど、太陽に近く景観が良く特別な場所感がある。

■感想

登山中、謎の人の気配がする。
金網で立ち入り禁止区域があるのだが、その向こうから会話が聞こえてくる。
ゴルフ場か何かだろうか。
複数人のおじさんの声がよく通る。

さらに台風19号の影響がまだ残っているのかもしれないが道が荒れている。

小鳥さんたちがガサガサとエサを探す音もする。
ときどき場んでっとさんの足音にビビって飛び出してくるのもいる。
どうかイノシシが出てきませんように。

ふもとが墓場だったこともあり暗闇がかると迫力満点。
天然のお化け屋敷のごとく道のりである。

頂上に着くと広場と金網がある。
金網の向こう側は自己責任で通行可能。
スカイツリーと朝日の名スポットだそうだ。

空が一面に広がり夕日も美しい。
沈み行く日は黄金色。
ススキ野は足元が見えず断崖絶壁のスリルがある。
（日が暮れてから来たくねえな！！！）

道が悪いので完全落日の鑑賞は断念。
完全に暗闇になる前に急いで下山。

二合目あたりにお堂があるのだが登るときにはなかった靴が下山時には揃っていた。
誰か住んでいるのだろうか？との疑念を持った。

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