能登一周旅行の時、地図上で興味をそそられるネーミングに惹かれて寄ってみました。
曽々木ポケットパークの駐車場から旧道を行くとトンネルがあり、トンネルの手前で車を停め、海沿いの遊歩道を歩くと更にトンネルがあります。
トンネルを抜けると、海に向かって大きく口を開けたような岩盤の空間(福が穴という名前だそうです)で、左側は海。右側は洞穴があり、鉄骨がむき出しの部分があったりして何か大惨事があった映画のセットみたいにすさんだ景色です。
"せっぷんとんねる"の序章にしてはロマンチックじゃないな~。
そのまま進むと正面にせっぷんとんねるの看板が。
ふむふむ。昭和32年公開の東宝映画「忘却の花びら」のロケが行われた場所で、主人公がキスした場所がこの洞窟という事で、「せっぷんとんねる」という名前になったそうです。
全く知らない映画なので、テンションは上がりません。
せっぷんとんねるは、いかにも人の手で掘った感じのトンネルです。
出口付近にはハートのライトアップがあるらしいのですが、出口からトンネルを振り返って見ると、いびつな形の輪っかが。全然ハートの形ではありませんでした。
平成23年には「恋人の聖地」に認証されたそうです。
せっぷんとんねるから出てきたら、先ほど通過してきた荒んだ洞窟の方から女子二人が出てきたので行ってみました。
そうでなかったら避けて通りたいような場所です。
むき出しの鉄骨の下をくぐって洞窟の奥に進むと、すぐに真っ暗になり、コウモリが飛び出してきてビックリ。
更に奥の方に岩窟不動という仏像がありました。
暗いだけではなく、ただならぬ雰囲気が漂っていて、霊感など全くありませんが何か感じるものがありました。
ただでさえ怖いのに、急にどこからともなく声なのか、何か物音がして、一目散に逃げてきました。
結局何の音だったかも分からないまま。
私的には恋人の聖地というよりは、心霊スポットのように感じました。
能登半島に行かれる事がありましたら是非恐怖を味わいに行ってみて下さい。