関八州見晴台

登山道は複数ある。
上長沢を経由する車道を歩いて行ってきた。

■概要
飯能と越生の間にある展望台である。
展望台ではあるが草がぼーぼーで見晴らしは良くない。
展望台から下りた石灯篭があるあたりの展望が良い。
秩父山地のひとつであある。

■感想

子ノ権現に行く予定だった。
吾野駅前に到着すると私服の高校生がたくさんいる。
ハイキングかウォーキングか知らないが、学校のイベントとかちあった。

「あちゃー」

道中でやたら写真撮影するので出来れば人物が写るのは避けたい。
スタッフであるらしい教師に尋ねると高山不動尊を経由するらしい。

「かぶらない！やったあ！」
と思ったが、そもそも高山不動尊は山の中にある。
数百人も登るとなったら、さすがにクマもイノシシも出ないだろう。
好機ではないだろうか。

ちっちっちっちっちっ。
考えて、高山不動尊の先の関八州見晴台を目指すことにした。

高校生らがペースメーカーになり安全な行程がほぼ確保できる。
いこういこう。

・・・ペースはやっ。
自分のペースがのんびりであることが知れて良かった。
追い越したり、追い越されたりを何度も繰り返した。

道中、聞えてくる話によると高校生たちは最長17㎞、短くても15㎞ぐらい歩くらしい。
関八州見晴台は往復10㎞程度だから彼らよりも行程は楽だが、ペースが速い。
ぜえぜえ。

途中で教師が立ってたりQRコードで到達記録を申請したりするのを見た。
最近の行事はデジタル化で効率よくまとめられてると感心した。

高山不動尊で高校生らは黒山展望台に向かって行ってしまった。
場んでっとさんは反対方向の関八州見晴台に向かう。
ここまでの行程はすべてアスファルトでありとても歩きやすかった。
ありがとう高校生。
おかげで事故も事件もなく無事に山を乗り越えた。
とてもいいペースだった。

関八州見晴台に着いたのはお昼時でみんな食べていた。
登山から4時間だ。
いつものペースだったら夕方になっていたかもしれない。
本当に高校生には感謝だ。


名前の通り、八州が見渡せるとのことだが枯れ草が茂って景色らしい景色はあまり楽しめない。
登山したったぞ、おるぁーーー！！という達成感はある。
晩秋の物寂しい景色もまた味わいふかし。
当初の予定とはだいぶ異なるが、十分に満足なハイキングだった。

十分に周辺を楽しんだのでいざ下山である。
ここからは3パターンある。
①来た道を戻る。
②高校生らの跡を追い、黒山展望台経由で下山する。
③不動三滝経由で下山する。

地図上では見晴らし台から三滝は非常に近い。
三滝を見学した後に黒山展望台経由で下山しようと思ったが、それはまた別のお話。

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