高谷山 金昌寺

横瀬駅から徒歩圏。でかい草鞋でお馴染みの子ノ権現の往復10㎞がキツいならば平坦な道でたどり着ける金昌寺おすすめ。こちらにもでかい草鞋がある。

■概要
蛇紋岩と礫岩層との「不整合」が見られるジオパーク秩父である。
災害供養のために彫られた1300体以上の石仏は岩殿沢石で作られている。
山地と盆地の境界にあって奥の院からの眺めが良い。

■感想
偶然にも短期間に三連発で草鞋関連の寺社仏閣を訪れることになった。
一個目は与野公園の近くにある大國社。
二個目は子ノ権現。
そして三個目、金昌寺である。

与野公園のバラ目当てで近くの大國社を訪れてから足腰と草履に縁があるものだ。
偶然は重なるものなのだ。

子ノ権現の巨大草履は金属製。
こちら金昌寺の巨大草履は布+草製で手触りが柔らかい。
まさかの手作りであるらしい。

境内に手打ちそば・うどんの店があり、野菜の販売も行っている。
この近隣にスーパーがないのでご近所が買いに来てるところを目撃した。

広い駐車場にトイレも併設、休憩用のベンチまで完備されている。
休憩していたら次々に乗用車がやってくる。
「？」と思ったら白装束の人達が参ってすぐに車発進してどこかに行ってしまう。

「え、車で参詣するの？修験者みたいな格好して徒歩じゃないの？格好だけ？」
と衝撃を受けた。

いったいどういう文化なのか。
寺社仏閣に祈りをささげるのは健康や環境に問題がある場合と相場が決まっている。
試しに追っかけてみたら若い女性二人がお経を唱えたらささっと行ってしまった。
寺社マラソンでもしてるかの勢いだ。
仏さまと仲良くならないとご利益がないのでは？
滞在時間が短すぎるのでは？と色々と疑問に思ったが他人事なのでどうでもよくなった。

とにかく仏像が多い。
手作りで執念深さを感じる。

地層のジオパークあたりはより沢山の仏さまが祀られている。
ここがポイントだよ！と看板まであって懇切丁寧。
スピード参拝客は10分で終了だが場んでっとさんはたっぷり二時間は散策できる。
良いとこだった。

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