那谷寺というと、紅葉の時季がお勧めなのですが、拝観料が値上がりし、今や千円の大台に乗ってしまったので拝観料が無料となる元旦(2日も無料)に初詣に出かけました。
元旦のお昼過ぎに行ったら、駐車場までの一本道が大渋滞。
こりゃ駐車場に辿り着くまでに相当時間がかかりそう…とげんなりしました。
しかし、ここで沿道のお宅からおじいちゃんが出てきて「うちの駐車場に停めて歩いていけばいい」と言ってくださり、お言葉に甘えて渋滞の列から抜ける事が出来ました。
山門をくぐると、すぐ左手に鮮やかな朱色の「金堂華王殿」に入る人々の行列が出来ていました。
この中には金ぴかの十一面千手観音が鎮座しています。
建物に入る前に通路のど真ん中に立っている柱のてっぺんから出ている糸が中の観音様と繋がっていて、柱に触れる事によりご縁が結ばれるそうです。
残念ながら観音様は撮影禁止につき写真がありません。
金堂華王殿から出て来たら、苔むした「名勝那谷寺庫裏庭園」を眺めながら奥へと進みます。
そそり立つ巨大な岩山に、おばけの顔ような穴が開いた「奇岩遊仙境」が見えてきます。
鯉の泳ぐ池と雪吊りを施した見事な庭園とのコラボレーションは那谷寺ならではの見どころです。
その次は重要文化財の唐門をくぐり、巨大な岩山の洞窟と繋がった木造の本殿「大悲閣」へと続く石段を上っていきます。
本殿の中では胎内くぐりもできます。
胎内くぐりって昔、清水寺とか善光寺で体験した事がありますが、中は真っ暗でドキドキワクワクしながら歩いた記憶があったので、那谷寺の胎内くぐりは明るくて、思ってたのと違う~という感じ。
赤い楓月橋の欄干には「木組みの猿」がいます。
木の陰になっていて普通に歩いていたら気が付かないかもしれません。
見たら幸せになれるそうなので、是非探してみて下さい。
その先には三重塔、展望台へと続きます。
展望台からは奇岩遊仙境が一望できます。
展望台から白山神社に向かう途中には「庚申さん」がいます。
庚申さんは古来より縁結びの神様として信仰されています。
庚申さんに向かって願いを心に思い描きながら、「南無青面金剛(なむしょうめんこんごう)」と3回お唱えしてお参りすると、庚申さんがその力強い神力で障壁を取り除き、願いをかなえてくれるそうですよ。
結構はしょって書いたつもりですが意外と見どころいっぱいで長くなってしまいました。