星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳

サントリー水工場見学の帰りに無料シャトルバスの存在に気が付いた。
星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳までの登坂片道1.5ｋｍの距離がなんと送迎無料になる。

■概要

世界的な建築家マリオ・ベリーニ（イタリア出身。まんまみーやー！）が八ヶ岳南麓にイタリアの街並みを築いた。
宿泊者でなくても利用できる全長160ｍのピーマン通り（商業施設）が名物。

芸能人がよくいるらしい。
夏場は宿泊費高騰化で高級リゾート地と化している。
ファミリー向けリゾート地だというが充分に高級路線だと思うんだよねえ。


■感想

・シャトルバス

小淵沢駅から乗車時間5分ぐらいで到着。
エントランスからピーマン通りに直通する道はない。
ホテルロビーを通過して二階に上がらないといけない。

リゾート地の雰囲気を壊さないため、ピーマン通りへの目に見える動線がない。
案内板がほとんどないのだ。

同じところをぐるぐる回って、最終的にロビースタッフに尋ねてピーマン通りに出られた。
ここまで15分。
（この時間ロスが一時間後の帰りシャトルバスを逃がし、走って駅に戻ることになる。この後もどこか観光するなら時間ロスしてられない。）


・ピーマン通り

全長160ｍ。
往復しても320ｍなので20分もかからない。
近代的スペインをモデルにした建築が美しい。

通りの両側に飲食店、雑貨屋、小物屋、香水屋などが立ち並ぶも9時台にはほとんど開店前。

午前中はあんまり営業してない。
見るところがなくて暇を持て余す。

夕方以降はイルミネーションもやってるみたい。
訪れるなら最終シャトルバスの時間に合わせてもいいのかもしれない。


・圧倒的にカフェが多い

椅子とテーブルのほとんどは店舗併設。
自由に座っていいものかどうか、ちょっと迷う。
混雑してなければ咎められないので休憩ぐらいはしても大丈夫みたい。

ファミリーリゾートなのでキッズと保護者の組み合わせが圧倒的に多い。
キッズはうろうろするので親御さん静かに座ってられない。
あちこち走り回るキッズを追いかけてる。

カフェ席はカップルや日帰りグループなんかが適度にリゾートするにはいい感じなのかもしれない。


・アスレチック会場

キッズも大人も楽しめる樹上アスレチック施設が備えられてる。
すべて有料施設で専属スタッフがついてる。

お値段は4000円前後が標準みたい。
お高いだけあってそこらの公園では味わえない特別体験にワーキャーと歓声が上がってる。

キッズがいるからこそ挑戦するのであって大人だけの挑戦者は希少みたい。

ゲストは木から木へ、テナガザルのようにウッホウッホと楽しそうにわたっている。
原人に戻ってる。

ウッホウッホ


・ハロウィン仕様

ちょうど飾りつけ真っ最中だった。
シャトルバスで来訪したので建物内からピーマン通りにたどり着いたが、道路側ともつながってる。
その道路側に資材が大量に置いてあってまだまだ飾り付ける途中だった。

10月はまるっと一か月ハロウィン仕様。
夜にはイルミネーションもやるらしい。
紅葉もこれから始まる。
いつ行っても楽しいだろう。


・ホスピタリティ

ホテルマンたち宿泊客でないゲストにも快くピーマン通りに案内してくれて優しい。
明らかにメインターゲットでない自分なんか軽く扱われたらどうしよう、と心配したが杞憂だった。

従業員用シャトルバスに間違って乗ろうとしたら運転席から運転手がわざわざ下りてきて説明してくださった。
ゲストを無下に扱わない教育が行き届いていた。
「これが星野リゾート…！」
と驚愕した。

リゾート地は色々と巡った。
経営が長引くと接遇がダレて勤務態度が悪くなっていく。
運転席から無言でバツマーク出したり、しっしっ、と追い払われたりすることもある。
教育が行き届かないのだ。
星野リゾートはぜんぜんそんなことない。
運転手もちゃんとホテルマンしている。

ファミリーリゾートだけあってキッズが多い。
その安全面に留意して階段の木材のガサガサに紙やすりして面取りしてる最中に出くわした。

挨拶、道の誘導も完ぺきだった。
やすりがけした手すりに触れたらなめらかで皮膚にとっかかりひとつない。
業者じゃなくてホテルスタッフが地道に対応してる。

全体的にホスピタリティが高い。
「星野リゾートはよくこのレベル維持してられる」
さすがニュースでよく名前を見るだけはあると感心した。

・帰りのシャトルバス
ショップも開いてない午前中、1時間もあれば一周するのに充分だ。
小海線は10時台、12時台に電車が出る。
シャトルバスを逃がしてそれに間に合わせるなら徒歩か小走りでもいけるいける。
ちょうど小淵沢駅まで下り坂なので辛さが微塵もない。

ピーマン通りに行くのに道に迷って時間ロスしても挽回できる。


●まとめ

リゾート地の雰囲気を軽く味わうのにはとてもいい。
キッズが興味津々でホテル内探検してる。
プールやお風呂などホテル内部はキッズが大喜びで遊べる施設が充実してるらしい。


反面、大人が一人で長居するのは難しい。
外部ゲストが利用できるピーマン通りは往復320ｍ。
何時間も消費するのはショップに興味ないと無理。

カフェが多く、誰かとお茶してお喋りするにはベストプレイスだと思う。
奥様グループが数人で茶ぁしばいてたが優雅だった。

ピーマン通りだけを目当てに行くには1-2時間がせいぜい。
でっかいカフェと思えばしっくりくる。

シャトルバスが多いので小淵沢駅のついでにイベントごとに様子見する使い方が自分には合ってる。

道の駅　富士川 山梨県南巨摩郡富士川町青柳町1655-3 穏やかな清流の富士川のそばに立つ道の駅です。 藤村式建築風のレトロなデザインの太鼓堂や、敷地内...（続きを読む）

富士川町歴史文化館　塩の華 山梨県南巨摩郡富士川町鰍沢（かじかさわ）4852-1 歴史文化館塩の華は、江戸時代に甲府盆地や塩尻、 高遠地域で「鰍沢」と言...（続きを読む）

道の駅はくしゅう 山梨県北杜市白州町白須1308 「道の駅はくしゅう」は白州の里のど真ん中にあり、 雄大な甲斐駒ヶ岳の登山口へ続く、絶好のロケーション ...（続きを読む）