「これって吉見百穴とか長岡百穴の仲間ではなかろうか?」
合計32基。
山のどてっぱらに穴が開いてるという。
金環・管玉などの副葬品や祭祀の跡も出てきたそうだ。
やっぱり川崎版の百穴ではないだろうか。
見に行ってきた。
■概要
中世の城跡として知られている枡形(ますがた)山。
尾根を伝ってお隣、北へ行ったところに飯室(いいむろ)山がある。
生田長者穴横穴墓群はその飯室山の北麓に築かれた横穴墓群である。
説明書きの看板周囲に横穴がボコボコ開いているというが、
予算が付いてないようで植物が繁茂して自然に還ってしまっている。
穴がどこにあるか分からない。
まったく分からない。
おそらく冬になったら刈ってくれるのではないかと期待する。
下山途中には展望台がある。
■感想
●川崎とか多摩地域は横穴墓穴群ボコボコあるそうだ
7世紀中頃から後半にかけて築造された、集団の家族墓や一族の墓ではないかと考えられているそうだ。
川崎市内にはここ以外にもボコボコ横穴群があるという。
川崎に多摩川中・下流域の東京都も加えると南関東地方屈指の横穴墓密集地域なのだそうだ。
●登山口からのぼる
googlemapに従って登山口発見。
ご近所住民がワンコ散歩にのぼるような山だった。
桝形山から下りてくるゲストが圧倒的に多い。
「横穴を見なかったか?」
と尋ねるも誰も見てないと答える。
不安になりつつ先を行くと横穴群の説明看板が出現。
しかし周辺に穴は見られない。
googlemapの写真を見るとこの看板の後ろに横穴が開いてる。
草木が生い茂って埋まってしまっている。
過去に発掘調査があったのかシートカバーで覆われてる箇所もあって看板周辺がスポットであるのは間違いないようだ。
●展望台へと行く
肝心の横穴群を拝めなかったのは残念。
気を取り直してもう少し上にある展望台へと赴く。
横穴群からそれほど距離はなく、日が明るいうちに到達せしめた。
遠くに町並みと海が見える。
おそらく東京湾か相模湾だ(看板に書いてあるが忘れた)。
展望台はがっしりした作りで古い野営の跡らしきものがあった。
ここをキャンプ地とした者がいるのはちょっと怖い。
クマは出てこないが不審人物がいると金品強奪などあるかもしれない。
日が暮れる前に下山することにした。
やはり山は日が高いうちに上るに限るな、と思った。