尾久の原公園

枝垂れ桜の時期が終わると一面の緑。
芝生広場、ビオトープ、柳のように揺れる枝垂れ桜の葉陰。
夏はとっても暑い。


■概要

大正時代から続いた旭電化尾久工場跡地（化学工場）の跡地にできた公園。
東京都レッドリストにも掲載されている希少植物の生育地。
遊具はほぼない。
200本の枝垂れ桜が都内有数の規模として有名。

■感想

●遊具はないけどじゃぶじゃぶ池がある

じゃぶじゃぶ池がある。
夏休み期間（7月下旬～8月末）に稼働する。
訪れた日はGW終わったあとで稼働してなかったが、
夏本番はコンクリ地面が焼肉できそうなぐらい激しく熱いらしい。
（連続水遊びできないよう、11:00～11:15、12:00～13:00、14:00～14:15は利用不可能。太陽の下に出過ぎないよう調整してる）

コンクリで温められて水温も高め、直射日光を受けて熱中症の恐れもあるという諸刃の刃になっている。
火傷防止にサンダル必須。


●隅田川の遊歩道

尾久の原公園は隅田川と隣接している。
親水公園ではないので水遊びは出来ないが、遊歩道を歩いて堤防と水の流れを楽しむことが出来る。
猛暑であるが影はない。
たまに散歩してる人がいるがいかにも暑そう。
ギラギラと周辺のコンクリが熱されて天然のフライパン効果を発揮している。
レンジの中にいるように熱い。
命に注意。

都内有数の枝垂れ桜の名スポット。
平時はウォーキングコース一周920mを人々がぐるぐる回っている。

■概要

毎年、シダレザクラ祭りを開催しており物産展や模擬店などが出てにぎわう。

「ベニシダレ」「ヤエベニシダレ」「センダイシダレ」「ウジョウシダレ」などなど256本の枝垂れ桜が植樹されている。


■感想

20250410来訪。

桜が咲いてる時期に訪れたのは初めてだ。
普段は池回りのトンボ湿地を見に来てる。
（6月から9月がトンボ最盛期である。）

2025年のシダレザクラ祭りの日は雨風だった。
続く四月上旬、雨風が続く。
せっかく咲いたけど天気のいい日が少ない。

「まずい。このままでは一生見られないかもしれない」

最後だと思って急いでやってきた。
さすが荒川沿いだ。
谷風効果で吹く風が強い強い。

桜吹雪も勢いよくぼぼぼぼと散っていく。

この分だと4月15日ぐらいには花量は半分以下になってるかもしれない。
どうやらギリギリのタイミングでやってこれたようだ。

レジャーシートで花見をしてる者。
備え付けの椅子と机の休憩スペースで花見をしてる者。
犬の散歩しながら花見をしてる者。

それぞれのペースで花見をしている。
場んでっとさんも椅子に座ってぼーっと数時間眺めてきた。
今期で一番ぼーっと桜を眺めた一日だった。

騒がしくないのでぼーっとするのに最適な花見場所だった。

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