桜とその花筏(はないかだ)を見たくて、伏見「十石舟」の運行を見に行きました。
伏見十石舟は、特定非営利活動法人(NPO法人)の伏見観光協会が運航する遊覧船で、京都府京都市伏見区の濠川(宇治川派流)に架かる弁天橋(月桂冠大倉記念館裏)のたもとから発着します。
「十石舟」のほか、比較的船体が大きい「三十石船」も随時運航されています。
十石舟とは江戸時代に淀川を酒や米、旅客を運んだ三十石舟を復元。
復活した十石舟は定員20人で、酒蔵に柳が映える宇治川派流を約50分で往復します。
三栖閘門(みすこうもん)で一度下船し、三栖閘門資料館で水位差を調整した運河の仕組みなどの展示を見ることもできます。
春は桜、初夏はアジサイ、夏は緑、秋は紅葉と四季折々の風景が楽しめるそうですが、四季の中でも、春の桜の開花時期がいちばんの人気。
もちろん十石舟に乗船して、下から見上げるように桜を鑑賞するのも良いのですが、船の予約を取ることが難しいこともあり、今回は川の畔を散策しながらの桜と十石舟の鑑賞となりました。
濠川や宇治川派流沿いに植えられた桜の木の中を船が進む様は、まるでピンク色のトンネルをくぐり続けるかのようで、桜と酒蔵の街並みが織りなす風景は、古都京都ではありますが、寺社仏閣の桜とはまた違った歴史と趣を感じます。
「桜の満開の時期も良いけれど、散り際の桜吹雪が舞い、川面がピンク色に染まる「花筏」も風情があります。」ということを聞いたので、今回はあえて満開のより少し後にずらして訪問しました。
今年の桜は満開が例年より少し遅れたこともあり、訪問した4月8日に花筏が見られるか心配だったのですが、投稿した写真の通り、川一面とはいかなかったのですが、見事な花筏を見ることが出来ました。
最も、今まであまり花筏というのを見たことが無いので、他と比較することが出来ないのですが、当日は川一面というより片方に偏っていたり、全く花筏が無いエリアがあったりと、おそらく風の強さや向き、川の流れの向き等、様々な自然状況によって変化するのでしょう。
今回は十分な散り際の花筏だけでなく、濠川沿いの桜並木は、まさに満開で絶景ですし、月桂冠大倉記念館、寺田屋、大正時代の建物をリノベーションした伏見夢百衆など、桜と酒蔵のコントラストとともに、伏見ならではの風景で、春の一日を堪能することが出来ました。
伏見十石舟基本情報
開催日程 2025年3月20日(木)~12月7日(日)
※8月12日(火)~8月31日(日)は運休
時間 10:00~16:20(11月25日~12月7日は15:40が最終便)
場所 月桂冠大倉記念館裏の河川沿い~三栖閘門(往復)
アクセス 京阪本線「中書島」駅から徒歩5分
料金 大人(中学生以上)1,900円、小人(小学生)900円