鶴橋コリアンタウンからの帰り道に見かけたのでお参りして行くことにした。
豚さんと縁のある土地。
今年もギョプサルたくさん食べられたらいいなあ、という心持ち。
■概要
御幸森天神宮が先に存在している。
後から商売繁盛の神様として御幸戎神社がファミリーとして加わった。
約1600年前、現在の生野区周辺は古代に「猪甘津(いかいのつ)」と呼ばれる港であった。
百済や新羅からの渡来人が多く住む「百済野(くだらの)」という町が発展していたのだ。
渡来人が豚を飼育する「猪飼部(いかいべ)」の集落でもあり、
仁徳天皇が鷹狩りや渡来人の視察で訪れた際、当地の森で休息を取ったことから「御幸の森」と名付けられたと伝えられている。
これが御幸森天神宮の名前の由来。
御神紋は鷹。
その時代の天皇と渡来人が国際交流してる場所だったらしい。
現御幸森天神宮近くに豚肉文化の日本最大コリアンタウンがあり、
商売繁盛祈願から第二次世界大戦後に御幸戎神社が追加メンバーされている。
■感想
御幸森天神宮は三柱を祀っている。
中でも珍しいメンバーが忍坂彦命(おしさかひこのみこと)。
日本全国でも三か所ぐらいでしか祀られてない。
他に小さいところでも祀られてるかもしれないけど知名度がない。
忍坂彦命は猪飼野村の開拓神とされる。
いかにもマイナーな彼がなぜ神様として祀られているのかは不明。
渡来人による農耕・畜産技術の導入を象徴する神で、古代の技術交流を今に伝える存在。
一応実在する人物で飛鳥時代の皇族。
尊い血筋だったが天皇になれなかったそうだ。
厄除けや病気平癒、そして健康成就のご利益があるとされている。
食べ物関連のご利益はないが夜市の屋台イベントなどに参加しており飲食との関連が強い。
その関連でか分からないが賽銭箱に食べ物が入れられてたり常識と非常識のハザマで揺れている。
夜に訪れてもなかなかに美しいところである。
元、森。