一宮本町通商店街は、愛知県一宮市の中心部に位置し、真清田神社から南へ約500m続くアーケード街です。
かつては門前町として栄え、繊維産業の隆盛とともに商店街としての発展を遂げました。
江戸時代から真清田神社前で開かれていた市が商業発展の礎となり、多くの人が集まる門前町として栄えました。
その後東海道本線「尾張一宮」駅ができ、戦後には繊維産業が隆盛を極め、昭和31年にはアーケードも作られ、商店街は最盛期を迎えます。
1973年頃の第一次オイルショック以降、大型量販店へのシフトなどにより状況は厳しくなりましたが、現在も市民の日常を支える多様な店が集まっています。
商店街では一年を通して様々なイベントが開催され、賑わいを見せていますが、もっとも有名なのが、「おりもの感謝祭一宮七夕まつり」でしょう。
毎年7月の最終日曜日をフィナーレとする4日間、一宮駅周辺や銀座通り、真清田神社周辺など、一宮市全体で行われる大規模なイベントで、本町商店街も主要な会場の一つとなり、多くの人で賑わいます。
また毎年4月上旬から5月5日のこどもの日まで、市民から提供された鯉のぼりや園児の手作り鯉のぼりがアーケードに飾られるなど、商店街の活性化に向け、様々な取り組みが行われています。
その他、歩行者利便増進道路(通称:ほこみち)制度を利用し、店舗の店先の道路上にイスやテーブル、商品棚などを設置することで、歩行者にとってより快適で居心地の良い空間を目指したり、期間限定で歩行者専用道路の時間帯を延長する試み、利用者のニーズに応じた不足業種のお店が定期的に空き店舗に入る「巡回店舗誘致」、来街者コミュニティスペースの設置なども検討されています。
このように、一宮市本町通商店街は、歴史と伝統を大切にしながらも、新たな取り組みを通じて地域に活気をもたらそうと努力している商店街といえるでしょう。
住所: 愛知県一宮市本町1丁目~4丁目(真清田神社から南へ約500m)
アクセス: JR東海道本線・名鉄名古屋本線「尾張一宮駅」東口から徒歩数分。