射場山を階段で登ろう。
長い長い階段を上るハイキング気分の神社。
眺めがとても良い。
■概要
日本最古級の稲荷系神社の一つと言えるほど古い。
創建は飛鳥時代(7世紀、西暦630〜670年代)。
有馬温泉自体が日本三古湯(日本三名泉)の一つである。
古くから皇族・貴族が行幸する「皇室の湯」だったため、この神社も皇室の崇敬を長く集めている。
明治維新後の慶応4年(1868年)には有栖川宮織仁親王の令旨により永世宮家祈願所に。
昭和27年には高松宮宣仁親王のご参拝も記録されている。
皇室ゆかりのありがたい神社なのである。
おかげで参拝者が少なくても足が悪い人用に運搬機が設置されたりとサービスが良い。
■感想
有馬温泉からほど近い射場山の中腹にある。
参道の約230段の長い石段を登る。
体力勝負になるため、のぼりたくないというゲスト用に階段の下にはお稲荷さんの礼拝所が設けられている。
ここでお参りしたら上まで上る必要はないのだ。
足が悪い人用に運搬台が設置されているが管理者がいないので動かし方は不明。
やはり足で登るしかない。
近くの六甲山はクマが出ることで有名だ。
アスファルト道路で射場山と繋がっているが、まだクマが出るという話は聞いたことがない。
クマが増え続けたら領土拡大で射場山にも出るのかな、とちょっとビクビク。
階段は長く、ターンポイントで休憩用に白いお洒落な椅子が用意されている。
一人用。
有馬温泉からの観光客はほぼ皆無で誰ともすれ違わない。
春には山にこぶしの花が咲くというから、階段の途中でも望めるのかもしれない。
神社に到達達成。
五穀豊穣・商売繁盛の神様である倉稲魂命(うかのみたまのみこと)を祀っている。
湯治・健康祈願、家内安全、厄除けなどもあるらしい。
展望台からの景色は最高に良い。
温泉街と六甲の山々が見渡せる。
素晴らしい景観である。
登った甲斐があったというものだ。
さらに射場山の頂上を目指す山道が神社の境内から伸びているという話だが特に表記はなく、通る者が少なくてヤブ道になっているそうだ。
さらに山頂は眺望がないとのこと。
六甲山系は遭難者が多い。
安心安全な登山を心掛けるならハイキング気分なこの神社までで十分だ。