JR福島駅周辺の観光地は時間つぶしのための小さなものばかりで見ごたえがない。
唯一、場んでっとさんを満足させたのが福島県庁である。
県庁と御倉邸と阿武隈川の三点セットを見ればまあまあ満足。
■概要
元は福島城を庁舎に転用していたが火災で焼失。
完全立て直しを行って福島城の片鱗は跡形もなくなった。
城址を期待していくとがっかりする。
五階建ての一階は第二次世界大戦前、二階からは戦後に増築しており震災や老朽化があってもボロ修復しながら大事に使い続けてるエコ物件である。
白い庁舎は荒川区役所や戸田市役所を思い出すがアレらよりずっとかっこいい。
さすが県庁、レトロ外観でお洒落でイけてる。
福島県福島市はちょうど県の中央だからと県庁を置いたはいいが、まったく観光地でないのが特徴。
新幹線がなぜここで止まるのか場んでっとさんは理解できないでいる。
県庁の議会政治のために新幹線の駅を作ったというなら図々しすぎる(真面目な顔)。
議員用駐車場に高級車がずらずら並んでいて誰も日常的に新幹線なんか使ってないのだから。
福島市内のローカル温泉に行くためだけに新幹線は福島駅で止まっていると思った方がいいのだが、PR不足で温泉の良さはイマイチ県外に広まってない。
町中を歩いてノボリが出ていて初めて温泉があると知ったのだ。
新幹線と温泉観光はあんまり結びついてない感じ。
「果物以外にも温泉があるやんけ」
「もっと福島市内の温泉をPRしたまえ!」
と場んでっとさんは福島県観光課にオコである。
会津若松こそが県庁所在地にふさわしいのではないか。
場んでっとさんは歴史や立地や観光の要として会津若松こそが福島の中心地ではないかとプッシュしている。
いわき市は行ったことないからわかんない。
■感想
JR福島駅に降り立った。
県庁所在地ならば観光名所がたくさんあるはず!
今日はここをメインに観光するのだ!
とワクワクしてやってきたが期待外れだった。
福島城は跡形もなく、古都の町並みはなく、過疎化で繁華街は寂れている。
果物王国の栄華はもっと山野に近い場所でのみ展開してるようだ。
数時間さまよって足で情報収集してみたが、ここは観光地ではないと思いを強くした。
●福島県福島市というところ
数時間さ迷って気が付いた。
福島県福島市は中継ポイントに特化してる。
北は大都会仙台、南や西に磐梯熱海や喜多方や後白川。
ローカル鉄道は福島市の三名湯「高湯温泉」「土湯温泉」「飯坂温泉」へと繋がる。
中心地である福島県福島市の福島駅周辺は観光地ではない。
時間と金を使ってわざわざJR福島駅周辺で観光するような土地ではない(断言する)。
一日観光の予定を変更してすぐさま仙台行きに変更したぐらいである。
ダンジョンや洞窟マップを隅々まで攻略したいという人間だけが福島駅で下車して歩き回ればよいと思う。
数人で観光すると友情が壊れるのでやめた方がいいレベルで福島駅周辺は観光地がない。
●仙台に人口を吸い取られた過疎化の強い地方都市
市街地側に観光案内所を見つけられなかったため、県庁へと赴いたのだ。
観光課が必ずパンフレットを置いてるからだ。
それを入手したい。
市街地を抜けるとき、街の寂れっぷりにちょっと驚くだろう。
繁華街は小さな個人商店が離れてぽつぽつ営業しており選ぶ楽しさがない。
そもそも観光客も住民もあんまり歩いてなくて人がいない。
駅前だけは綺麗、ちょっと離れたら伊東温泉並みに寂れている。
あんなに復興税を何年もぶちこんでるのになんだこのザマは。
復興復興と看板にされて県民に恩恵が回ってない街だという印象が残った。
あれだけの大金をなんに使ったんだ。
これは若者は仙台に逃げますわ。
●県庁
すんげー。
色々な県庁に行ってきたけどこれだけ県外者が居心地がいい県庁は初めてだった。
学習所とかカフェみたいな無料休憩所がたくさんある。
ほぼ利用されてないけどこれだけの席数はみたことがない。
何席あるんだろ。
全部で100超える?
電源も無料。
自販機完備。
ホールでなら県庁フリーWi-Fiも利用できる。
加えて食堂(ランチタイム2時間半限定営業)は一般開放、一番高くても720円とリーズナブル。
冷暖房完備。
駅から遠くなければ住民も観光客も日常的に集まるだろうに。
ガラガラである。
おそらく、震災時に避難所になることを想定したスペース確保をしている。
目的のパンフレット貰ってちょっと休憩。
県庁裏手には阿武隈川が流れている。
「あの有名な阿武隈川が!」
「荒川に匹敵するという暴れん坊の川!見たい!」
阿武隈川近くには議員用駐車場がある。
どれもアクティビティな家族用高級車ばかりで節税対策がばっちりだった。
さすがにバリバリのアルファードはないけど匹敵するのが並んでて見た目は爽快。
中には節税が下手くそでボロイ軽自動車が駐車されていてとても目立っていて、もっと節税しては?と思った。
ちょうど議会の日で議員がぞろぞろ歩いてる。
年齢がいくほど頭がハゲていく。
太陽が反射してテカテカのデコがキラってる。
ボロイ庁舎に高級車にボロイ軽自動車。
典型的な地方政治の特徴が出ている。
場んでっとさんニコニコ。
来てよかったと思った。
念願の阿武隈川はデカく広く空の色を映す鏡のような川だった。
喫煙所は屋外、阿武隈川の近くに隔離されている。
ハゲた人たちも職員もまじってモクモクしている。
さすがにタバコタイムはスマホを弄らず、黙って阿武隈川をぼーっと眺めている。
テレビの「しばらくお待ちください」画像みたい。
阿武隈川が贅沢な使い方されててとても良かった。