フェリーで駿河湾を横断(清水港→土肥港)し、土肥港から伊豆・松崎町までキャンペーン中の無料バスがあったので乗りました。
着いた伊豆・松崎町は「世界の中心で愛をさけぶ」のロケ地ですが、番組自体見ておらず、どこを見学しようかな、と調べて見つけたのが「長八美術館」。漆喰鏝絵(しっくいこてえ)の名工・入江長八の作品を専門に展示する、日本でも非常に珍しい美術館です。
まずは、バス停からすぐ見える、なんとも奇抜な建物にびっくり。
デザインは、建築家・石山修武氏によるもの、全国の左官職人が技を結集して造り上げたそうです。相反すると思われる「江戸の歴史」と「未来」が融合した建物でした。
館内には入江長八の作品、約50点が展示され、繊細な凹凸と色彩で描かれた鏝絵の世界を間近で鑑賞できます。まずはその立体感と繊細さに驚きます。人物の肌の滑らかさや富士山の雲の質感など「壁に描かれている」とは信じがたいほどです。漆喰を彫り、盛り、彩色する独自技法で立体感のあるレリーフ状の作品を作り上げる様子もパネルで紹介されていて、漆喰鏝絵という希少な芸術について楽しみながら知ることが出来ました。
また長八美術館周辺には伊豆・松崎町の象徴的な街並みであるなまこ壁通りや歴史ある伊那下神社など徒歩圏内で楽しめるスポットもあります。作品・建物・町並みが一体となって楽しめる伊豆・松崎町ならではの観光エリアと思いました。
【営業時間など】
・営業時間:9:00〜17:00
・休館日:木曜日(祝日の場合は前日休館)
・料金:大人500円/中学生以下無料 ※松崎町民は身分証提示で無料です。