本州最南端の地である和歌山県串本。太平洋に面し東西に延びた海岸線はリアス式海岸で、奇岩や怪石の雄大な自然美に囲まれた地域です。また吉野熊野国立公園の指定を受けており、青い海とサンゴ礁が美しいのが特徴です。また夏にはフィッシングやスキューバーダイビング、シーカヤックのメッカと知られており、多くの人たちが海水浴にも訪れます。
そんな魅力あふれる地 串本で、串本観光フォトコンテストが開催されています。応募締め切りは2020年8月14日必着。
海や山、様々な名所がある串本はフォトスポットの宝庫。自然豊かな串本の写真を撮りに足を運んでみませんか?
串本町の魅力
(串本・潮岬の本州最南端)
南紀白浜空港から約1時間、車で南下した場所にある串本。本州唯一の亜熱帯地域であり、ラムサール条約で保護された美しい海や、世界遺産の熊野古道などさまざまな観光スポットがあります。
本州最南端である串本・潮岬に行けば、弧を描いて太平洋が広がって見えるので地球が丸いことを実感できます。また隣接する潮岬観光タワーからの展望台からの景色は絶景。晴れた日には遠く那智山までも見ることができます。「本州最南端訪問証明書」も発行されているので旅の記念に必ず持って帰りたいもの。
(橋杭岩 はしぐいいわ)
国の名勝天然記念物に指定されている端杭岩も写真スポットの一つ。串本から大島に向かい海中に約850mの列をして大小40余りの岩柱がそそり立っています。その神秘さから弘法大師と天野邪鬼が橋を架ける競争をしたという伝説が残るほど。
また朝日の美しさでも有名で知られています。
(橋杭岩 ライトアップ)
毎年秋にはライトアップが開催。大自然の神秘を感じさせる景色です。
(トルコ軍艦遭難慰霊碑)
その他、サンゴが広がる熱帯的景色を再現し、海中展望塔や海中観光船から実際の海中世界を楽しめる「串本海中公園」。トルコ軍艦遭難の悲劇を記録する「トルコ記念館」、「トルコ軍艦遭難慰霊碑」などさまざまな観光スポットを楽しむことができます。
串本町観光フォトコンテストについて
このコンテストは、串本観光PRのため、ポスター、パンフレットそのほかの町が発行する資料に用いる写真を幅広く募集することが目的です。
応募枚数は1名に付き10点まで。応募用紙はホームページよりダウンロードし簡易郵送、もしくは応募先に持参してください。
応募締め切りは2020年8月14日。審査会は2020年9月上旬を予定しています。
グランプリ作品には賞金10万円、また準グランプリには5万円、審査員賞には賞金2万円を贈呈。その他入選、熊野古道特別賞も用意されています。
応募にあたっての注意事項
・他コンテストなどで入賞していない、串本町内で撮影されたアマチュア未発表作品。
・応募作品に人物が含まれているものは、被写体本人の承諾を得ること。
・肖像権侵害などによる責任は、主催者側は責任を負いません。トラブルが生じたときは、応募者自身の責任と費用負担で解決すること。
違反があったときは入賞決定後でも取り消しもあるそうです。
・フルカラー作品。
・受賞決定後、写真原版をCDもしくはDVDに保存、提出できること。電子データ化したものをCDもしくはDVDの保存し、提出しても可。
・画像編集送付とで合成を行っていないこと。(色見の調整・トリミングは可)
・熊野古道の写真など、過去に応募作品が少ない写真は歓迎とのこと。(熊野古道特別賞)
・選考の際は、カレンダーにも用いるため、特定の季節に偏らないように行うそうです。
・面長の写真はご遠慮ください。
詳しくは串本町公式HPをご覧下さい。
⇒
https://www.town.kushimoto.wakayama.jp/kanko/photocontest/photocon_r2.html
ぜひこの機会に、本州最南端の地で、自然の神秘を写真に収めてみませんか?
串本の大自然の神秘さに、きっとあなたも感動するはずです。
(2020年7月16日 木曜日 たびかん編集部)